1
2
3
4
5
6
7
8
9
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  10 ,2017

プロフィール

小々次郎

Author:小々次郎
SR400 に乗っておっかなびっくりいろんな所に出かけては、いろいろ感じる 40代。 もう後半に突入

アクセスカウンター
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
18

Category: 2013年12月29日  冬京都

Tags: ---

本文: 12  Trackback: 0

気まぐれ京都
前夜になって天気を確かめたら 気温は低いけど年が明けるまでの3日間とも晴れるって云ってる  嫁は友達の家で年越しするって前から聞いてたけど オレはギリギリまで忙しかったから 特にどこに行こうとも考えてなった年末のお休み。  岐阜でも住んでる人には申しわけないんだけど 天気が良くても豪雪の高山方面はバイクじゃ無理。 なので、雪もないし お手軽な京都にサウナにでも入りに行くか!って  橋のノルマもあまり持たずに 本当に気まぐれの思いつき。

道路の凍結が心配だったのか 疲れてたのか 遊びの日にしては めずらしく朝寝坊してゆっくりめの8時40分頃出発。 キックはほんの2、3発。  いつもの国道22号、新木曽川大橋の橋上に取付けられてる温度計は「0度」。 予報とはウラハラにちょっと曇ってて 予報どおり寒い。  いま思えば この国道21号から国道365号への分かれ道が 運命の分かれ道。

PC290006.jpg

国道21号のまま米原を抜ける方が標高が高いからキケンで、同じ関ヶ原でも国道365号の方が安全だと判断したんだろうけど 先の空模様を見て不安になったから わざわざ写真を撮ってるんだと思う これ見て先に未来があるとは思えないけどなぁ

PC290010.jpg

「八甲田山 死の雪中行軍」。 独特の口調で語る軍人さんの声が遠くのラジオから聞こえてくるような気がした   でもここまで来たのがもったいなくて 引き返す勇気がない 現場で強いのか弱いのか ただのバカなのか。 単独行動はいかんね  次に判断しなければいけない時は調子に乗らずに冷静に決断できるのかな 今回はたまたま大丈夫だったから余計に心配になってくる 

国道365号に入ると 雲の層が厚くなって 道はもう2トーンぐらい暗くなる 道の脇に寄せられた雪の高さは1m近くあるし 車道にも車の轍以外は踏み固められた雪が鈍く光ってるから 目ではもちろん、背骨の真ん中あたりで恐怖と云う一筋の冷たさを感じる 車ですらそんなに走ってない なにより視界の悪い前方から次々に躍り出てくる悪意に満ちた「いぶき」が 虐待をしつづけてくるから たまったもんじゃない

どっどど どどうど どどうど どどう
青い期待も吹きとばせ
すっぱい冷汗も吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど 

どどう どどどど どMなの。

じゃ〜しょうがない。



峠を越へ 長い下り坂を降りきった最初のコンビニで珈琲タイム。

PC290013.jpg

通って来た方を振り返っても伊吹山の姿は影も見えない 我ながら本当によく通って来れたな ここまで単車とは1台もすれ違ってない。 それでもこのコンビニの前から 道の雪もシャーッベット状に変わって 寒さ以外は普通の雨の日と同じ道路状況だから 大分気が楽になった。   今年一発目だからお年玉企画!! ちょっとだけ安堵した小々次郎のサービスショットです(笑)

PC290015.jpg

もう引き返さないことを決めて再出発。 国道沿いといっても遠くになんかの工場が見えるぐらいで民家もそんなにない国道365号沿い。 いつもは青かったり金色だったりの田園風景なのに 今日は厳しい一面の銀世界 たまにポツンと植ってる真っ黒な柿の木に生る 実のオレンジ色が 色のない景色に絶妙なポイントカラーとなって愛国心を引き立てる 万〜歳!


いつも、しょっちゅう来てたつもりだったけど こんな「木之本宿」はじめて 雪国なんだね

PC290018.jpg

国道8号に入った最初のトンネルに取り付けられてた温度計をみて「なんだまだ−2℃か」と思ったから少し慣れたんだと思う。 トンネルを抜けると残雪の量は多いけど空が明るくなってきて気分も少しだけハレ。  夏にも寄った琵琶湖湖畔の廃業したレストランの前では除雪作業をしてくれてた 年末まで助かるわぁ ありがとうございます

PC290020.jpg

そもそも琵琶湖を上の方から回ってるのが間違いじゃないのかな 日本海は近いし豪雪で知られる福井県はすぐそこだもんね  そう云えばいつもこの辺りの国道8号を走るたびに、道路が錆びてるなぁ と漠然と思ってたけど 富山県で見た道路みたいに 除雪の為にまわしてある水道管の中の錆が道路に流れ出してるんだな。 でもこの辺りは道路の真ん中からチョロチョロ水が出てるんじゃなくて、歩道の方から道路中央に向って水が勢いよく空中に放物線を描いてる 車だったら平気だろうけど 単車のオレにはタマラン。 いくつもの水鉄砲に狙い撃ちにされてビショビショじゃないか このやろう 単車の人の事考えてないでしょう(涙)

国道8号から国道303号に入ってすぐの奥琵琶トンネル付近は、なにがあってもフロントブレーキはさわっちゃダメで リアもポンピングブレーキしててもリアタイアが横に来る 国道161号に入ると空は一段と晴れ渡って路面は雪解けの川みたいになってるだけだから 周りの車の速度があがってきて緊張するし 水をバシャバシャかけられて気分も最悪 もうどうにでもしてくれ。

ジーンズも下の方は絞れるぐらい重たくなってきて ブーツの中までチャプンチャプン。 さっきまでは うー冷てー と感じてた足と手の指先に感覚が無くなってきて 頭の中で「切断」の文字が浮かんだ頃 「道の駅藤樹の里 あどがわ」が見えた ジーザス。

IMG_0756.jpg

この柵の中に入りたい。 向かい側でストーブにあたってた小さな女の子は、たくさん着せてもらってるのに まるっこいおなかとおしりの地肌がちょこっと見えてるから心配になってくる 上着をズボンの中にいくらしまっても動いてすぐはだけちゃうんだろうね ハナタレでかわいい子だった(笑)

IMG_0759.jpg

足は無理だけど手の方はなんとか感覚が戻ってきたから再出発。
この道の駅を出るとすぐに国道161号は湖岸の地形をたどるから 視界が広がってキラキラの湖面に叫びたくなる たしか叫んでた さっきまではあんなにたくさん残ってた雪も端っこを取った黒のオセロが一気にひっくり返したようになくなった 相変わらず空気はつめたいけど 鼻の穴の裏側にチクチクと刺さるこの針の刺激が無機質な冬の匂だったと思い出した 

PC290038.jpg

実際にここに立つと クールな冬の日差しが見えない空気中の水分の粒子を一つ一つひろってチカチカと輝いて眩しいぐらいなんだけど 腕なし写真には写り込んでないから残念。  

PC290040.jpg

湖西線の高架の額縁に切り取られて一枚の絵が出来上がった  振り返ると神様が通る道なのかな立派な鳥居。 その先に大分登って「樹下神社」があるよう ちなみに「じゅげ神社」。 この辺りは信長さんがやんちゃしたところだから ご苦労があるみたい 

PC290042.jpg


けっこう別荘地なのかな いいところだと思った 老後とかにこんなところに住めたら云う事ない  しばらくすると国道161号は街中を通り渋滞気味。 大津駅を横目に過ぎると自然に国道1号にかわり 蝉丸さんに手を挙げてあいさつしてから三条の橋で鴨川を渡り しばらく桂川沿いを上って嵐山に到着すると 本日のお目当て「渡月橋」を即発見。

PC290043.jpg

京都は近いから若いときからよく来てるけど「渡月橋」は初めまして。 思ってたよりも うーんと観光地だった お土産屋さんばっかりで古風とも云えない街並は外人さんに埋め尽くされてオレが外国にきたみたいな錯覚。 賑やかなのもいいけど 意味が違う 「銀世界の柿」のような日本らしさもちょっとでも感じてほしいなと思った 

やっとこ 橋が一本出たんで良しとして 気まぐれ京都その2 につづく



スポンサーサイト

28

Category: 2013年12月29日  冬京都

Tags: ---

本文: 12  Trackback: 0

気まぐれ京都 その2
正月明けから忙しいのはいいことなんだけど ここ何年もこんなことなかったからスロースターターの自分にしてみれば まだ手首、足首も回してなかったのに いきなり犬山マラソンに参加させられちゃって 今ちょうど横っ腹が痛くなってきた って感じ。 なんなの今年   給水所まではまだまだ遠い(汗)


PC290045.jpg

渡月橋が最初に架けられたのは平安時代だから 名前しか知らないその頃の有名人も渡った事があるんだろうなと想像する 桂川の右岸側にある法輪寺に 恋愛や健康、賢くなりたいとか いろんな願掛けに神妙な顔して渡月橋を渡って行く平安美人が見えた気がした。 今の渡月橋は昭和になってから架け替えられたから橋脚も桁もコンクリートで趣も半減だけど 渡って行く人の願い事は何百年経っても内容はそんなに変わってないんじゃないのかな  なんにしろ叶うといいね

「渡月橋」
現在の橋 1934年(昭和9年)
橋長 155m 幅員 11m
コンクリート桁橋 欄干は木造

「くまなき月の渡るに似る」満月がこの橋の上空を移動していくのを見た鎌倉時代の偉い人が 月が橋を渡ってるみたいだ と 素敵な事を云ったから「渡月橋」だなんて風流な名前がもらえた幸せな橋。


SRで時代ごと桂川を渡って すぐUターンしてまた現代に戻ってきた そのまま 参道なのかな 両側にお土産屋さんが所狭しと並んだ町内をスルーして 山の方にスルスルと府道の50号を登りはじめたら急に道が狭くなって 所々いつの雪なのか路面に張り付いてるし アスファルトじゃなくて石畳のところもあったりして滑りそうでヤバいなと思いながら 朱い鳥居を横目にしばらく騙し騙し進んだ。

PC290047.jpg

こりゃいかん。 見えにくいけどあの奥、道幅一杯にカチンコチンの雪が残ってる  この先をもうしばらく行って 六丁峠を越える辺りで保津川を見下ろせば トロッコ電車の「保津川橋梁」がいるはずなんだけど カチンコチンにうんざりしたからあきらめた また今度 「保津川橋梁」はいつか行く予定の「余部橋梁」編 の帰り道に入ってるからあわててない

PC290049.jpg

さっき素通りした朱い鳥居まで戻ってきた この時は神社関係の建物だと思って疑ってなかったけど 今調べたら鳥居の奥の建物は「平野屋」さん 400年も前からつづく茶店 なんだそう 「鮎よろし」って書いてある 鮎がおいしいよ って意味だろうか  オレよく手づかみで食べてそうって云われるけど 本当は川魚は苦手。


もういいや 体ガチガチだし 少し早いけど本日のお宿に向う 突発的な修行の旅ですからお宿はもちろんサウナ。 桂川沿いをしばらく下り四条通にでて京都市内を横断。 なにか事件が発生してるわけでもなさそうだし どこかのお偉いさんを警護してるようでもないんだけど 四条通にはのんびりしたパトカーが目立つ。 やたらマックがあったような気もする 程なく祇園に着いて 調べてあった駐輪場も無事発見。

PC290052.jpg

野良だと思うけど 毛並みもゴールドに輝いているし うちのおデブちゃんに負けない貫禄。 あいさつしたら 目を瞑ったまま一回こっちを見てくれたけど またすぐ瞑想に帰っていった ひょっとしたら オレが知らないだけで この辺を舞台にした小説の中に出てくる有名なネコなのかもしれないな

サウナは一回入っちゃうと帰るまで外出できないから せっかくだし 一人だけど暮れだした京都の街をちょっとだけブラついてみた 6月にもお仕事で来たし この辺りはほんとよく来るんだけど 普通の都会と違って歴史というか ものすごく古いのもが簡単にそこらじゅうに見えてるから 毎回ワクワクする

PC290057.jpg

「四条大橋」
竣工 1942年(昭和17年)
橋長 64.8m 幅員 24m
上路のカンチレバープレートガーターの3径間 

八坂神社の「社家記録」によると1142年(永治2年)に架けられたのが最初。 両脇の三条大橋や五条大橋が街道の起点(終点)であったのに対して 四条大橋は八坂神社への参詣路だから ちょっと小さめだとアル。 やっぱり古くから架かっている橋だから何度も流されては架け替えられて現在至る。

左側に看板だけ写ってる「東華菜館 」。 二十歳になったばっかりのころに友達4人で食事した事がある エレベーターのドアが手動式だからエレベーターボーイがいたし 棒状の折りたためる柵みたいなドアは向こう側が見えて怖かった。 ペンとメモを持ってきたウエイターに「唐揚げ」をたのむと 片言の日本語で「なんの?」と聞き返されて また怖くなった思い出。 外からはその頃と全く変わらないように見える

これははじめて見たけど「四条大橋」のすぐ横でどなたか踊ってる 調べてみたら 出雲 阿国さん

PC290059.jpg
 
出雲 阿国(いずもの おくに、元亀3年?(1572年) - 没年不詳)は、安土桃山時代の女性芸能者で、「ややこ踊り」を基にしてかぶき踊りを創始した女の人。このかぶき踊りがいろいろあって、現在の歌舞伎が出来上がったとアル

ここがかぶき発祥の地なんだそう。 かぶきをはじめたのは女の人なんだね 女形とかあるし 女人禁制なイメージだったけど違うんだ ややこしい経緯がありそうだから 首をつっこみたくない

 
歩いて「四条大橋」で鴨川を渡る。 日が陰ったせいでまた冷たくなった北風に足が止まったのかと思ったけど この橋の上で立ち止まるのは観光客だけで 地元の人はクールにただの道路使いだから一目で分かる

PC290063.jpg

鴨川を渡った途端に狭い路地の飲食店に明かりが灯ったから 昼間とは全く別物の観光が輝きはじめて 家に帰る人は足早になるのがわかった  一人だけど泊まってくオレは時間たっぷりあるから 用もないのにスマした金持ちのふりして先斗町を一応パトロールしたけど バレバレ?

PC290065.jpg

なんか そんなに もっと絵になる場所はなかったのか 柳ヶ瀬とかわらない写真しかない 一見さんがどうとか なんて威張った店もないようです よし異常なし!!

パトロールを終了して 京極のアーケードに向う 一人でも大丈夫そうなお目当ての店が記憶にある  結構歩いてたどり着いたアーケドの中に小さな「錦天満宮」があったから実に京都らしいとニヤッとなって 思い出した 姪っ子が今年高校受験。 天満宮だから学問の神様の菅原道真さんが祀られててちょうどよかった ごうかくをもじって五角 五角形をしたお守りを一つ買った  神社から100mいかない位置に記憶どおりちゃんとお店もあった

PC290066.jpg

煮込みとかハムポテトサラダとかべつに特別なにがおいしいってわけでもないんだけど なんかむかしの銭湯の脱衣場にいるみたいで お客さん同士が狭い店を気遣ってぺこぺこ笑い合ってるし タバコの煙は天井に向って吐き出すような気のきいた暗黙のルールが存在する 素敵なお店 一人だからそんなに頼めなくて申しわけなかった 今度は嫁をつれてまた来ます ごちそうさまでした

PC290072.jpg


堅くなったブーツで靴擦れができて 痛む足を引きずってサウナに到着。 まだまだ知らない京都がたくさんある カッコいい。


初日終了で 気まぐれ京都 その3につづく



04

Category: 2013年12月29日  冬京都

Tags: ---

本文: 12  Trackback: 0

気まぐれ京都 その3
オレの旅の相棒といえばSR。(少し酔ってます)で 間違いないんだけど もう一つあげるとすると 靴。 普段でもブーツ派なんだけど 単車に乗る時用のブーツはとっておきのヤツでアメリカはミネソタ州からおいでになったレッドウイング社製。 キケンな男香るオレに見合うかのようなナイフポッケットの付いたエンジニアタイプ。 ふふん (キケンな匂はある意味本当。)靴底も元のじゃなくて好きなソウルにかえてあるこだわりの嗜好品なんです   でも見た目は気に入ってるんだけど このブーツはタイトすぎて履くのも脱ぐのもちょっと大変で全然機能的じゃあない。 本当に一日中履いてると脱ぐのに2分ぐらいはかかる。 けど 脱げた時の開放感はトンネルを抜けたように爽快で 感謝の気持ちに満ちて幸せすら感じてしまうから やっぱり どMなのかな

P2030027.jpg

無事サウナに到着したけど 痛かったから時間をかけてそーっとブーツを脱いだ。 今回の雪中行軍でびちゃびちゃになったブーツは、縮んで より一回り小さくなったみたいで 踵の部分で革を重ねた堅い縫い目がアキレス腱の両側をゴリゴリ擦ってたから 片足に2ヶ所づつ 計4ヶ所の靴擦れができて血とリンパ液が滲んでた やっぱりね。  でもサウナに罪は無くてこんな町中にあるのに広くて、リニューアルしたばっかりなのかな 古いけど表面的にはきれいな老舗のサウナは、忘年会帰りの酔っぱらいの団体客にも ひとりよがりの どM人間にも分け隔てなく 温かいお湯と寝床を提供してくれました ありがとうございます。


翌朝。

PC300075.jpg

室内の暗さが良かったのか 疲れてたのか いつもよりぐっすり寝て、軽やかに目覚めた。 朝風呂には入ったけど 6時ちょっと過ぎには清算をすませ なんとかブーツを履いて サウナを出た目の前の四条通。 ついさっき朝帰りの神様がここを通ったような あさぼらけ ぽわっと足跡が消えたように見えたし 残り香を嗅いだ 気がした。  かなり寒いけど天気は良さそう
 


忘れてたわけじゃないけど のんきに駐輪場に着くと相方が寒さと闘ってる真っ最中だった わーごめんなさい ごめんなさい そーだよね こーなるよね ほんとごめんなさい

PC300082.jpg

でもチョークを引いてキックは一発。 ご機嫌は水平だったけど 暖まるまで出発しないで 缶コーヒーを飲みながら しばらく付きあった。 昨日のネコはどこかで寒さをしのげてるのかな


四条通を八坂神社で突き当たり 東大路通りをしばらく南下する 餃子の王将も閉まってるし まだタクシーとなにかを配達するスクーターしか走ってない  複雑な五条の信号を鋭角に左折してそのまま五条坂を登る 朝早いからなんの期待もしてなかったけど いつもの五条坂の途中の駐車場はもう営業していた 料金所の箱の中の人におはよう云って聞いてみると 清水寺は朝6時から開いてるんだそう  まぁそうか。

PC300085.jpg

駐車場の人と清水寺のやる気とはウラハラにお土産屋の人はまだ誰も来てない この時間から営業すれば一人勝ちできるのにね 人は少ないけど その分一体感が生まれて 全員がなにか買ってくれると思うけどな あまい?

PC300086.jpg

雪こそないけど 寒そうでしょ ヘルメットを脱いだからコメカミの辺りが偏頭痛するぐらい寒い。 気づいたけど 朝一番は女性の一人旅のお客さんが多いから 冬は焼き芋屋さんがいいんじゃないかな ここ最近のスイーツ業界は世界的にみても「抹茶」が偉いから 本場だし ためらわずに堂々と焼き芋に抹茶を振りかければいいと思う。

PC300089.jpg

工事してても、早朝でも入場料はかわらないみたい。 いつも思うけど、木の床、檜だと思うけど、に土足で上がるのが悪い気がする  でも意外にガサガサじゃなくてツルツルしてるし 堅い節のところがまるっこく浮いてるから足つぼマッサージまではいかないけど踏み心地はいい

PC300092.jpg

新しい朝が来た。 足の痛さからすると 少なくてもオレには希望は感じられない。  しかし寒い 小学校のときは一年中半ズボン履いてても全然平気だったのに 何がかわったんだろう  照れ かなぁ

PC300100.jpg

嫌な思い。 惨めな思い。 切実な思い。 ゆれる思い。 清水の舞台から飛び降りる思い。 ダントツでゆれる思いがいいな  実際に飛んで、落ちた辺りにたくさんのお地蔵さんがいたけど どんな思いなんだろね 

思いに、思いを馳せて 清水寺にさよならいった。

東大路通りをそのまま まっすぐ進むと自然に九条通になる 九条通になってすぐに おまちかねの「九条跨線橋」で 京阪本線とJR奈良線の線路と鴨川を一跨ぎする 一回渡ってから信号をUターンして下から近づいてみた

「九条跨線橋」で鴨川を渡る時に右手に見えてたJR奈良線の「鴨川橋梁」。 結構新しいと思うけど 風致保全で派手な色の使えない京都ならではで、若々しさの欠片もない憲法色 まぁ渋いけどね

PC300111.jpg

「鴨川橋梁」
JR奈良線 京都駅-東福寺駅間
下路の平行弦ワーレントラス 2径間連続


振り返って、今回のメインと云っていいぐらい楽しみにしていた「九条跨線橋」。 なのに なんなの? 足場が組んであって全然見えない どんな星のもとに生まれてきたのか オレにはこんな事が多い 残念。 

PC300109.jpg

「九条跨線橋」
竣工 1933(昭和8年)
上路の2ヒンジソリッドリブアーチ

の はずなんだけどわかったもんじゃないね 見えないもん いいまた来る  散歩道に整備されてる公園のような場所にネコがたくさんいた 悪い言い方をするとネコのオシッコ臭かった 京都はノラネコちゃんが多いような気がする


気を取り直して 出発。 次も楽しみにしていた「梅小路蒸気機関車館」に向う。 いえ、相変わらず蒸気機関車には全く興味はないんです オレの目的は転車台。 ムフフ

程なく広大な敷地の公園に到着した。  水族館側の入口横にバイク用の駐輪場があったから迷わず停めたのはいいんだけど「梅小路蒸気機関車館」は広いグランドを挟んで反対側。 でももう駐車したしめんどくさいから足が痛いけど 歩く事にした  10歩も歩かないうちに激しく痛みだして 仕方が無いからブーツの中で背伸びをして傷口が擦れないようにゆっくり歩く。 そんなオレの工夫をしらない ランニングをしてるスポーツ選手達は、あからさまに大きく避けて変な人扱い 疎外感に一時、京都がきらいになりかけたけど がんばってたら到着した 「梅小路蒸気機関車館」に罪は無いしね

PC300112.jpg

なんだ10時からか ちょっと待たないかんなぁ と思った次の瞬間 完全に京都がきらいになった(涙)

スポーツ選手に鍛えてやるからと云って 駐輪場までおぶらせようと いろいろ考えたけど 実行に移す勇気もなく 来たように帰るしかなかった また(涙) 


でも、決して後は振り向かなかった  気まぐれ京都 その4につづく



15

Category: 2013年12月29日  冬京都

Tags: ---

本文: 10  Trackback: 0

気まぐれ京都 その4
両足とも靴擦れの面積はどんどん広がって またジュクジュクしだした 単車に乗ってる間だけは擦れないから痛くないんだけど しばらく固定された状態のままでいると 傷口と靴下が同化して新しい肌になろうと癒合していくのを感じる このままじゃ一生靴下が脱げない新人類になってしまうなぁ でも まぁそれもいいかな。 たまたま新品の靴下だし指が一本づつ別れているタイプだから肌として長く、仲良くやっていけるはず これからもよろしく って願った。  でも信号待ちで足を地面につけた瞬間 ペリッ!!っと 痛みとともにはがれて あっさり ただの靴下に成り下がる

PC300114.jpg

何度か肌になりかけたけど ギリギリ靴下のままで桂川に出たところが「桂大橋」だった この橋を渡った先に桂離宮があるけどスルー。 「桂大橋」も今ではなんてことはないんだけど親柱が目に止まって記念撮影。 とっぷりと量感があって優しいラインなのはいいけど 和を通りこして 隣国製の雰囲気。 「桂大橋」なのに「かつらはし」と彫られてるのは親柱だけは旧橋の物を保存使用したからなんだそう。  どうりでね

「桂大橋」で桂川を渡り 右岸側をしばらく下ると東海道本線の橋を3本くぐる。 足は痛いけどそれはそれ SRはだいぶ先にしか停められなかったけど がんばって歩いて、堤防を駆け登った 

PC300141.jpg

古い橋のためなら 自分の足の1本や2本・・・ イヤうそ。 2本しかないし SRを走らせるのにだってどちらも大事。 これは、はっきり云ってブーツと別れた方がいい

PC300137.jpg

上流側、写真左側が貨物線のプレートガターの12連。 

下流側、写真右側が上り線。
割れてるけど銘板が残ってるものが見える 他のは落下してなくなってるから アメリカンブリッジ社製の銘板だと思う(アメリカンブリッジのはよく落ちて無くなってる 樽見線もだし富山県の新神通川橋梁の6連とも無かった) この橋が開通した年には まだ東京駅は無かったけど 新橋駅から神戸駅間を初めて「特別急行(特急)」が運行された 特急がやってくるからって 誂えられた ”上等な橋” なんだろうね。

「桂川橋梁」東海道本線 上り 西大路駅-桂川駅間
開通 1912年(明治45年)
橋長 364m
下路のポニーワーレントラス 29.6mが12連


さらに下流側の下り線。

PC300118.jpg

「桂川橋梁」東海道本線 下り 西大路駅-桂川駅間
開通 1930年(昭和5年)
橋長 365m
下路の曲弦プラットトラス 29.5mが12連

名称未設定-5

上の図のように上弦材と下弦材が平行になってるのを「平行弦」と云って、 不載荷弦「荷重が載らない側の弦材(車とか電車とかが載らない方)」図では上弦 が曲線を描くのを「曲弦」って云います 不載荷弦にかかる応力はトラスの中央部でもっとも大きくて端部でもっとも小さくなる その負担に応じて桁高を変化させてるから自然と曲線になってる

長いトラスだと真ん中が高くなっていくんだけど「桂川橋梁の下り」はこんなに短いのに プププ がんばってちゃんと曲弦だから もうかわいくてしょうがない 

すぐ下流側には新幹線のトラスも架かってて みんなで京都駅に向っていく

PC300116.jpg

大阪の淀川をまたいでた東海道本線も 上り下りと貨物線をあわせて 3本架かってたな そう云えは同じ色だし 桂川はこのあと木津川と宇治川と合体してみんなで淀川になったから あたりまえだけど線路も川もちゃんと繫がってる こう云う事にちょっとジーンとするお年頃。

連れて帰りたいぐらいかわいい「桂川橋梁下り」になんとかさよならいって再出発。 お日様も今日は上機嫌で気温もグングン上昇中

なぜだかすぐ先の「久世橋」には向わず新幹線の高架下の道に導かれて国道に出ると 覚えは無いけど地図に印がしてある長岡京駅付近に向ったら 印のところにちゃんといました「七反田橋梁」。

PC300146.jpg

「七反田橋梁」
開通 1876年(明治9年)

古くてレンガと石積みのアーチ橋だけど 鉄じゃないしね こう云うのは一回来ておけばいいや  ものの数分で「七反田橋梁」を跡にして こんどは近鉄京都線の伏見駅に向った 県道で桂川と西高瀬川と鴨川をつづけて渡り 国道24号に出る手前、深草加賀屋敷町交差点にドッシリとした跨道橋を発見 

PC300149.jpg

予定に無かったから一本儲けた(笑) リベットだらけだし 結構古いと思う  しかし近鉄の偉い人は只者じゃないな 千歳緑色というよりもっと深い ヴェール・ノアール。 このままヨーロッパの街に架かっててもおかしくない 朝霧の中でこだまする汽笛が似合いそうな雰囲気 塊から叩き伸ばされたような重厚感もあって素敵。 やっぱり色って大事。

PC300152.jpg

近鉄京都線はかなりおすすめ。 京都駅を出たら五重塔が見えるはずだし この跨道橋を前面に出さない謙虚さといい 次の「疏水橋梁」も立派だし その先には あの!「淀川橋梁」が待っている  なにより、クールでハイセンスなところが好きだ 一回乗ってみんといかんね

この跨道橋をくぐって鋭角に右折して国道24号にのった 少ししてまた線路をくぐり直すと いました 本来の目的だった「疏水橋梁」を無事発見。

PC300157.jpg

小さい鳥居のご利益で治安は保たれ どこも尿の臭いはしなかったから 安心してフェンスにレンズを突っ込んだ

PC300158.jpg

「疏水橋梁」近鉄京都線 伏見駅-丹波橋駅間
開通 1928年(昭和3年)
上路の平行弦ワーレントラス 1連

橋の下に前橋のレンガで積んだ橋台が残ってた 橋台は高さ的にみて、道路と同じだから 現橋は高架にするために架け替えられたはず さっきの「跨道橋」も昭和3年の開通で間違いないな。

「疏水」は、琵琶湖疏水(びわこそすい)のことで、 琵琶湖の湖水を京都市へ流すために作られた水路(疏水)であるとアル。 水道水とか灌漑とかに使われてるそう 京都は水瓶だって聞いた事あるけど 汲み上げるより水路の方が安上がりなのかな まぁいいや

国道24号に戻って 最近よく行く観月橋で宇治川を渡った。 隣の「淀川橋梁」にやっぱりちょっと寄った

PC300162.jpg

曲弦がよくわかるでしょ 「淀川橋梁」は単純トラスでは日本一長いから 中央の桁高がどんどん上がって分格まで付いたペンシルバニアトラスだから桁違いだけど 東海道本線の「桂川橋梁」の下りと同じ 曲弦。 一つ上の「疏水橋梁」は平行弦だけど上弦を電車が走るから「上路」の平行弦で 「淀川橋梁」は下弦を電車が走るから「下路」の曲弦。 なんです。 うわー どうでもいいですね(笑)

とにかく国道24号から 宇治川に出て 宇治川の左岸堤防道路をしばらく上る  きれいな堤防でよく整備されてる道路だなと感心してたら無事に「宇治橋」を発見。

PC300170.jpg

桂川は全然だったけど宇治川はやる気満々 結構な流れ  ちょっと振り返ってJR奈良線の「宇治川橋梁」。

PC300169.jpg

よく見ると手前から2番目の橋脚はちょっと傾いてないかい? 大丈夫なのかな 

いよいよ限界が近づいてきた両足を引きずり ブーツの中で背伸びして 折角だから「宇治橋」を歩いて渡った  渡月橋と同じで 上っ面だけ京都っぽく古い造りに見せてるけど 実は安心のコンクリート製で 車が何台載っても大丈夫。 かなり幅員も広い  でも やっぱり観光地なんだね 年末なのに結構な人出だった  

PC300185.jpg

橋姫さんをハグして どうどうどう って云ってやろうと思って渡ってみたけど 橋姫さんはいなくて 小説「宮本武蔵」にも出てくるっていう有名な「通圓茶屋」では抹茶ソフトが大人気という混沌ぶり

おかしいなと また宇治川を渡り直すと 西詰めに橋姫さんの背中が見えたから 近づいて見ると紫式部さんだった

PC300178.jpg

紫式部さんってこんなにかわい子ちゃんだったのか めっちゃめちゃ好みなんだけど 何枚着てるか指をあてて数えるなんてヤボなことはしなかったけど ぱっと見でも噂通りたくさん着込んでるね 

PC300179.jpg

「夢の浮橋」って看板が立ってた よくしらないけど 察するに著者紫式部による この辺りを舞台にしたラブロマンスなんだろうけど 「浮橋」って舟の橋の事じゃなくて人の名前みたいで オレにしてみればその名前の方が素敵で夢の様なんだけどね  いつの時代も「出会い」が奇跡で「叶わぬ恋」が至高なんだろうか シナリオはこの時代に終わってるな

カメラを持ってるからだろうけど 観光地ではよくカメラを渡されて写真を撮ってくれとたのまれる 紫式部さんを入れてカップルの写真を2組撮ってあげた オレも紫式部さんとのツーショット写真がほしかったけど もちろんたのむ勇気はない 

観光地に一人で来るとコソコソしちゃうのはなんでかな 気まぐれ京都 完結につづく




23

Category: 2013年12月29日  冬京都

Tags: ---

本文: 8  Trackback: 0

気まぐれ京都 その5
結局、橋姫さんには会えなかったけど この時はたいして気にもとめてなかった でも帰ってきて宇治橋の写真を見てたら なんで探さなかったのか 気になりだして今調べてみたら 宇治橋の東詰めの先に橋姫神社があった。 また行って来ななと よく読むと宇治橋の橋姫さんは橋を守るために祀られた女神で、 元祖フォーチュンクッキーの辻占煎餅が売られていた「一条戻橋」で渡辺綱に切られた「嫉妬の鬼」とは別人。 なんだけど宇治橋で他の橋を褒めたり、女性の嫉妬をテーマにした「葵の上」や「野宮」などの謡曲をうたうと必ず恐ろしい目に遭うと云われてるぐらい ごっちゃになってる。 源氏物語の「橋姫」ってのも いつかしっかり読まんといかんな

PC300184.jpg

この川の中に立っている柱は「木除杭」(きよけぐい)。 上流から流れてくる流木が橋脚に直接あたらないようにとガードの役目。 でもこれは橋の橋脚自体が木製だった頃の話で 今の橋はどう見てもコンクリートの橋脚の方が丈夫そうだから カッコだけだと思う  でも風情があっていいね
 
「宇治橋」現在の橋
竣工 1996年(平成8年)3月
橋長 155.4m 幅員25m
コンクリート桁橋だけど檜の桁隠し付き 高欄も檜


ここから もう平等院の参道なのかな 宇治橋の西詰めには大きな鳥居がある。 SRで信号待ちしてからその大きな鳥居をくぐり 門前町っぽい商店街を抜けて ちょこっと宇治川の上流に呼ばれてる

PC300173.jpg


一旦「平等院」はスルーしてなんとか宇治川沿いにでると川面が近くなって 流れがゆるくなったところに吊り橋が見えた 「天ケ瀬橋」

PC300187_20140222141504986.jpg

なんとなくだけど 木曽川の上流に景色も水の色も似てるかな  吊り橋はあまり意味はなさそうだから遊歩道だろうか もちろん渡ってない

影になってて暗い左岸道路をもうしばらく進むと 年末なのに新橋の建設なのかな? 工事をしていて片側通行を抜けた先、対岸は急に人気が無くなるし 不気味なコンクリートの塊がさっきまでの のんきな自然の景色をシャットアウト。 揺るぎないアーチ型の「天ケ瀬ダム」が登場した

PC300192.jpg

ダムマニアが涎をたらすと云われる クレストゲートが付いてる 災害時とかにダムがポンポンになって上から水が溢れないように頂上付近にあるゲートの事。 滅多に開く事が無いから 試験とかで放流される時は見物人が それこそ溢れるんだそう。

隣のレンガで出来てる洋館は なんのために窓のような飾りが付いてるのか、 中は真っ暗だろうな 窓の意味なさすぎで 不気味すぎる  目をつむってたおっさんが いきなり目を開けたと思ったら 白目だけだった!! って感じ。

PC300189.jpg

正面から「天ケ瀬ダム」が撮れたのは手前に架かってる この「白虹橋」のおかげ と云うかオレはダムじゃなくてこっちがメイン(笑)  七色を完全否定した名前が気になったからここまで来たけど 「白虹」は霧なんかで光が散乱した時に光の輪となって 現われる「大気光学現象」なんだとアル。 ダムの前だし 勢い良く放流したらそんな現象が見えるのかもね 名付け親はきっとおしゃれさんに違いない

「白虹橋」(はっこうばし) 珍しく「ばし」って濁ってた
竣工 1957年(昭和32年)6月
上路のプレートガター橋


「白虹橋」でまた宇治川を渡り直して 嫁がこれだけは見ておけって云ってた「平等院」に向った  「白虹橋」に向う時に確認してたからわかってたけど 「平等院」は外壁とかデザイン的にも古さを感じないし お金持ちの家じゃないかと思ったぐらいシンプルで 外からはお寺に見えないからわかりにくい それでもなんとか入口に着いて入場券?を買う時に中のおばさんが「鳳凰堂が修理中ですけどいいですか?」って聞いてきた いいですか?ってどう云う事? ちょっとぽかんとなったけど 入場したら一目瞭然。

PC300199.jpg

なんだこれ。  靴擦れは惨憺たる有り様で、踏んだり蹴ったり噛み付かれたりな気分。 10円玉の裏側に彫ってある建物でしょう 小さい頃から馴染みがありましたから 楽しみにしてたけど うー残念  オレが間が悪いだけで 京都に罪はないのかな  入場料は普段600円のところ今日は300円にまけてくれたんだそう それで平等のつもりか平等院

でもこのあと、少しでも元を取るつもりで入った「平等院ミュージアム鳳翔館」がとっても素敵だったから そんなことをちょっとでも思った小ちゃな自分が恥ずかしい   お恥ずかしい。

PC300202.jpg

一歩踏み入れると別世界。 天井は高いけど全体的に照度は低くくて 弱い光が射し込んでいる って雰囲気で影の部分が多い空間。 鳳翔館はちょうどお堂の中にいるような暗さと静けさだった  知らないうちに瞑っていた目を開けると 暗闇のなかで自ら光を放つかのように「雲中供養菩薩像」達が すくっと現れて 池で蓮の花が凛と咲いているかのように ほんとに浮かびあがって見えた  「おー」 声にならない自分の声を耳じゃなくて喉で感じた。  鳳凰堂が修理中の期間だけの特別企画で菩薩像を直にさわらせてもらった オレ菩薩像と「結縁」したんだって ラッキー。 全然予備知識がなかったけどすごく楽しめた 平等院かなりおすすめ。 また来ます


平等院はおすすめだけど 足は痛い。 今度こそ 気まぐれ京都 完結につづく


28

Category: 2013年12月29日  冬京都

Tags: ---

本文: 19  Trackback: 0

気まぐれ京都 完結
今朝から パッチ レギンス?を履かなくてすんだ この地方の最高気温は18℃。 こんなおっさんのところにも また来てくれたんだね まってたよぉぉ  最近好きになった「ゆれる思い」よりも もちろん、「清水の舞台から飛び降りる思い」よりも 君への「溢れる思い」がほんとの一途な気持ちです。  春よ ああぁ春。  またあの柔らかい風をさわらせて下さい そして見知らぬ空のもと そのところどころに 体中の血液が炭酸になるような 素敵な景色となって そっと隠れていてください 必ず君を探し出してみせます。  来てもらったばっかりで悪いけど もうちょっと待ってて

冬の京都が終わってない。


平等院にさよならいって 国道24号で奈良に向う。 神出鬼没だけど もしセント君がいれば遠巻きに目が合わないように こっそり見てみたいし 久しぶりに、春日大社に寄ろうかなと思ってた 今日は奈良の健康ランドに泊まって明日は 朝一で「吉野川」に呼ばれてる。 

木津川沿いの国道24号をしばらく進むと 木津川が直角に折れて三重方面に登りだすから 真っ直ぐ進む国道24号は木津川を渡る その場所に架かる有名人の「泉大橋」。 ヤー久しぶりー 

PC300203.jpg

 前回も思ったけど 体を鍛えてないと気がすまない、筋骨隆々の方達が手をつないで連なっているよう で気持ち悪い わかった! 体操種目の吊り輪のイメージだ  ど叱られるな。  吊り輪の選手達にはもちろん罪はないし 気持ち悪くもない。

「泉大橋」(いずみおおはし)
竣工 1950年(昭和25年) 
橋長 383.6m 幅員 9m
下路のカンチレバートラスで9径間
日本橋梁製


いかん! ここで足をついたのが運のつき。 靴擦れの痛みは両踵全体に及んで脱皮する勢い 耐えられない激しい痛みに気がへんになりそう 入院して病院で年を越す姿が浮かんだ

いっそ病院に運び込まれたい衝動を ゆれる思いで押さえ込み ちょっと早いけどもうどこにも寄らず健康ランドに向った 途中大きなショッピングモールがあったから 靴を買おうかと一瞬思ったけど 駐車場の満杯ぶりを見てイヤになって買わなかったのも いかんかった  なんとか健康ランドに着いたのは「泉大橋」から1時間後の午後4時 やっとブーツが脱げて傷口を見ると 痛みほどは大きくなかった 痛さも寒さも 大きな、大きな健康ランドが癒してくれました 

IMG_0778.jpg

もう一泊すればナライガーと握手ができたみたい


翌早朝、大晦日。

お風呂に入る時にシミたぐらいで 室内ではわりと平気だったのに ブーツを履く時から、もう歩けないぐらい痛い。 だめだ

今日は、吉野川の橋梁を拝んでから伊勢神宮にも参拝して帰ろうと思ってたけど諦めた。 国道24号を来たように北上する。 「泉大橋」で木津川を渡り いつもの国道163号に乗り換えて木津川沿いを伊賀方面にもう帰る。 ナライガーって奈良と伊賀がからんでるのかな

PC310210.jpg

木津川沿いは濃い霧に包まれてて ベトナムの朝のよう  折角の「木津川橋梁」(関西本線)のおじいさんには あいさつもままならず 

PC310213.jpg

あいさつどころか 道路も湿ってるし身のキケンを感じながら 目を細めて注意深く進んで行くと 案の定、さっき道を譲った 無灯火のワンボックスが ゆるやかなコーナーの溝に脱輪していた 

足は当然痛いし やっぱり ものすごく寒い どうにもたまらず コンビニでバンドエイドと包帯を買ってコンビニの駐車場に座り込んでぐるぐる巻きにしてやった 最近の包帯って切れるし 粘着性があって便利だね



PC310222.jpg

その甲斐があったのか 伊賀を抜け いつもの国道25号に入って「大和街道橋梁」をくぐった頃には 痛みもやわらぎ 霧も晴れた  忘れていた景色を楽しむって云う ツーリング本来の楽しみ方を やっと思い出せてよかった

PC310231_2014030115494730b.jpg

青空も見えて 気温も上がってきたから 向こうに見える 「第?木津川橋梁」(関西本線)に電車が来ないかなと しばらく立ち止まったぐらい 元気が出てきた 

このあと調子に乗って、「関宿」にも寄ったし

PC310240.jpg


 国道を降りるのが面倒で ちょっとのことだけど 呼ばれててもなかなか行けない 四日市の王様「末広橋梁」にも久しぶりに会えた

PC310241.jpg

「末広橋梁」に会えたのはすごくうれしかったんだけど  保津川は下れなかったし 「九条跨線橋」は足場が架かっててよく見えなくて 「梅小路蒸気機関車館」は休館日だったし「平等院」にも足場が架かってた なにより最悪だった 靴擦れの原因は雪国に迷い込んだ結果だから、今回の 気まぐれ京都   うん。行かなきゃ良かった(涙)


3日間の走行距離 492km