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  04 ,2013

プロフィール

小々次郎

Author:小々次郎
SR400 に乗っておっかなびっくりいろんな所に出かけては、いろいろ感じる 40代。 もう後半に突入

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Category: 2013年03月17日樽見線復習

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樽見線復習 完結
久しぶりに「第九根尾川橋梁」に会えて万感の思い。 あの頃より少なくとも経験を積んで沢山の人を運んできたはずのに いつまでたっても謙虚なお姿。 こいつはあの時となんにも変わっちゃぁいなかった。 人ごみに流されて変わって行くわたしを時々叱ってもらうためにも 節目、節目に会いにこようと思う。 また来るね

「第九根尾川橋梁」にさよなら云ってUターン。 一段と細くなったとはいえ列記とした県道255号を我関せずとゆーっくり 堂々と横断していく一匹の猫。 けんか慣れして見事カギ型に曲がったシッポが指し示す方。 寂しそうな後ろ姿を見つけちゃった

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ここを動かなくなってしばらくたつね。 いつまでも大事そうに積んでる そのテレビ達は地デジに対応していないタイプだから 今はもう映らないんだよ とは とても云えなかった

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でも前に回ると な〜んだ兄弟。 そんなに落ち込んでないじゃない 田舎で楽しくやってるのか このまま土に還るのも悪くないと云ったご様子に一安心。 それにしても今は見ないチャーミングなお顔立ち このまま再販すれば爆発的にヒットすると思うけど 独特の表情を再現するにはコスト的に難しいのかな 


県道255号に戻って今度は「日当駅」。あたたかそうな駅名のおかげか ひなた駅には車で来ている夫婦風のカメラマンが先客。 首にカメラをぶら下げて走ってきたオレを見つけると ベスポジを取られまいとホームに駆け下りて行ったけど  大丈夫。 オレ電車に興味はないですから  電車が来るのを待たずに日当駅のすぐ横に架かる「第八根尾川橋梁」だけ撮って帰るオレをすごく不思議そうに見てるから なんだかとっても優越感。 あなた達と違って時刻表に振り回された事は一度もない。 へへーん

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「第八根尾川橋梁」。短いトンネルを挟んで「第七根尾川橋梁」もちょこっと見えた こんにちはー。

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上の写真は県道255号から 以外な高さの空中に「第七根尾川橋梁」。

しばらくして「第六根尾川橋梁」。電車は「第六根尾川橋梁」で根尾川を渡り県道の下をくぐって行く

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また県道255号をしばらく。 この辺りは少し線路と離れるし背の高い木の影になって 天気がいいのに日が届かない 薄暗くて音のない道。 だから自然にちょっと早足になったぐらいの時に コンクリ−トの塊を見つけて急停車。

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すぐ横に架かる「かなやまはし」の前橋の主塔部がなんの役にもたたずに突っ立てた 壊すとただのゴミだから 今は役目が無くても立ってた方が威厳があるってもんですよ 後半の人生は実績がものを云うはずだから。  新橋の橋上から「第四根尾川橋梁」が見えたけど わかるかな

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「第九」から「第四」までの「第五」以外はみんな平行弦のワーレントラスで1連。
どうして「第五」をやっきになって探さないのか聞いてもいいよ 「好みじゃないから。」 同じ理由で「第三」も「第二」もスルーしたら「谷汲口駅」発見。 この駅には自販機があったからお茶を飲んで樽見鉄道に貢献した 

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遮断機のない踏切で線路を渡り より川沿いの道をしばらくいくと やっぱり何にしても「第一」な だけはある 年代からくる風格をさらりと身に纏い 「第一根尾川橋梁」が昼下がりの日差しにシルエットを浮かびあげていました  やーまた来たよ

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「第一根尾川橋梁」
供用 1956年(昭和31年)樽見線の開通年
橋長 210mの8連。
1〜5と8連は単線で上路のプレートガーター。
6と7連は 1910年(明治43年)アメリカンブリッジ社製
単線下路で平行弦のプラットトラスでピントラス。

当然だけど 元東海道本線の木曽川橋梁だった6と7連がお目当て。  でも今日も朝、来るときに見たけど東海道本線の木曽川橋梁は単線の橋が2本平行に架けられて復線化されてるから 複線化の為の架け替えじゃないってことになる この6と7連は老朽化して捨てられた東海道本線の木曽川橋梁をゴミ箱から拾ってきて再利用したことになるのかな まぁ何にしろ助かって良かった 早いとこ文化財にならんものかね

8連のプレートガーターをくぐって反対側に出ると さっきは影になっててわからなかったけど なんでか 6連だけ千歳緑色で塗装完了。 

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さっき「谷汲口駅」でお茶飲んで貢献したから気をきかせたんだと思うけど 頼んでもいないのに電車きた。 やっぱり誰も乗ってなかったから オレだけの為に間違いない かえって悪いことしたね

塗ってない7連は相変わらず細くて繊細な感じがするけど 塗っちゃった方は なんかドシンと重くなって頑固じじい度がアップしたなぁ  色決めの会議に出席するにはどんな資格がいるんだろう

細いのは細くて繊細なんだけどけど 長い年月架けてこそ風格が身につくってことなのかな 枯れ葉も山の賑わいって云うし 錆びも一日にしてならず。か ちょっと違うかな まあまた来ます


県道255号から「万代橋」で対岸に渡り県道40号に入ってすぐはずれて根尾川の左岸堤防に出ると割とすぐ 「住友大阪セメント岐阜工場」の工場の専用のトラス橋。銘板は無いけど結構古いと思う

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「河川許可標」ってのが掲示してあって「河川占用期間」なる項目がある 見ると10年スパンで更新しいてるようで 借地ってことなのね 上空占用って聞くけど許可は取れるのかな 例えば大きな橋をくぐる堤防道路にしてみれば上空占用されてるわけだし そうするとその大きな橋は「河川占用」と「上空占用」をダブルで取らなきゃだめなのかー うーんどうでもいいー  でも個人で鉄橋を持ってるなんて素敵だね 誰か誕生日にくれないかな できたらアーチ橋がいい。

仮「住友大阪セメント岐阜工場歩道橋」
平行弦のワーレントラスで3連。


またしばらく根尾川の左岸堤防道路を走っていると 右岸側から揖斐川が追いついてきて合流。 根尾川も揖斐川になった。 よくある話で宝くじ当たったらどうする? って云うけど  オレまさかどうだろう 造っちゃうのかな 造るならなにかな なんて考えてたら  樽見線の「揖斐川橋梁」発見。 うー 美しすぎるシルエットにうっとりするなぁ。

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「揖斐川橋梁 樽見線」
供用 1953年(昭和31年)樽見線開通の年
延長 321.7mの6連
支間 1連29.87m
支間 2〜6連62.408m

1連は、1916年(大正5年)川崎造船所製と日本人。下路の平行弦のプラットトラス。
2〜6連は、1900年(明治33年)AアンドP・ロバーツ製(同年アメリカンブリッジに統合)下路曲弦のプラットトラスのピントラス。 業界(なんの?)では設計者の名前をもらってシュエドラートラスと云われる雰囲気のいい華奢なじいさん AアンドP・ロバーツ製と云えばあんかけパスタの時の「向野跨線橋」もそうだけどやっぱり似てるね

よく見ると全部千歳緑に塗装されてる あーわかった 「揖斐川橋梁」塗ってちょっと余ったから「第一根尾川橋梁」塗ったんだ6連は塗れたけど7連までは足りなかったんだな きっと。 やっぱり重く見えるなぁ でも塗ったと云うことは まだまだ頑張ると云う事で 当分は廃線の心配が無くなったのを良しとして 樽見線復習を完結。ありがとうございました

本日の走行161km



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もちろん隣のジェントルマン「揖斐川橋」も見てきたけど樽見線じゃないから また今度。


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Category: 2013年03月17日樽見線復習

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樽見線復習 その4
遠く霞む あの白き山が「温見峠」なのかな 地図で見るとそれっぽい。 パッと見ただけで怖じ気づいちゃうけど 酷道157号を制覇して いつか越えなきゃいけない気はしてる ひょっとして呼ばれているのかな? でも まだ今は耳を澄ますのはよそうと思う。 

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「能郷橋」
竣工 1956年(昭和31年12月)
上路のワーレントラスで1連

大きな山にたっぷりと蓄えられた雨水が いろんな方向に湧き出て いろんな名前の川になる 今、湧き出た水は自分が根尾川になってることに気づかない もしかしたら最終的に九頭竜川になって日本海にそそいだかもしれないし 太平洋に向っていることすら ご存知ない 無色透明は純粋だからなせる業。 根尾川も十分、綺麗な川だった。

「能郷橋」で根尾川を渡り ほんの少し行くと ありました 酷道マニアにはめちゃめちゃ有名な立て看板。

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「落ちたら死ぬ」うう どれだけ危険な道なの。 どうしてもいつか越えなきゃいけないの?。  そしてその横にお待ちかね。  危険度を上乗せするように自らを虎柄に塗り分けて たくさんの規制看板を従えた 強固な門。 お手柔らかにお願いします

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今こうやって見れば雪もないし日差しも暖かみを感じるから 今頃は問題なく開通してるだろうけど この時はこの強固な門のせいで 先の道の険しさや高さを夢想して恐怖心を増大させるだけだった


酷道157号に門前払いされたけど 胸を撫でおろしてUターン。 
今度は逆から「能郷橋」で根尾川を渡るときに「魚道」が見えた 治水の為に設けた堰だけど魚にしてみれば障害でしかないわけで お詫びに回遊する魚の里帰りをお手伝い。 逆流にのまれつづける自分はこんな助けがあることも気づかず ただ手向かって疲れちゃうだけ 魚のように世の中がまるく見える広い視野を持ちたいものです(涙)

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世の中捨てたもんじゃないとしばらく下って「道の駅 うすずみ 桜の里・ねお」併設の「うすずみ温泉四季彩館」で 一風呂浴びた。お湯はちょっとぬるっとして いいんだけど ロッカールームが狭いし 手首に付ける為のカギについてるゴムが ただのヘアーバンドだから 前の人が残した水分をたっぷり含んでて気持ち悪い オレだけかな オレはちゃんとタオルで水分とったよ でも休憩室は広くて何分寝てても怒られない ふところの深いところも ちゃんとあります


さっぱりして出発。 樽見駅は先にやったからスルーして 国道157号から県道の255号に移り しばらくすると「水鳥駅」。 線路を引くのもこんなに真っ直ぐだと逆に難しいだろうなと思う。

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単線っていいねって 人ごとだから?

またしばらくすると神社の横に「高尾駅」。 神社の桜はまだ咲いてないから色もなくて寂しい雰囲気。 数えるぐらいしか民家もないし人の気配をまったく感じない

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みんないつ廃線になってもおかしくないって云うし 廃線にはしたくないっても叫ばれてる オレみたいに単車で廻ってたら樽見鉄道にはなんの利益もでないから ちょこっと罪悪感。だって自販機も無かったし 本気の人は利用してあげて

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この後に出てくる「第一根尾川橋梁」や「揖斐川橋梁」は なにがあっても無くなってほしくないからオレも本気の人だった。都合良く自覚がない人達に支えられて樽見鉄道は今日も健気に動いてるだろう たぶん。


高尾駅を出たらすぐ 道路橋の大きなランガーが 先の金原ダムでこの辺りだけ川幅を広げた根尾川を跨いでいました いい色になったね 元は違うけど薄くなって薔薇色。

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「高尾中央橋」
竣工 2001年(平成13年)
橋長 100m 幅員6.75m+2m(歩道)
下路のランガーで1連

親柱の大きさの割に上に乗ったランプが小さすぎるのは図面に書いていない証拠。そして発注も別々だったんでしょうね ランプの形に罪は無いけど申し訳なさそうにしてるから居心地悪いだろうなぁ


だれも渡ってくれない「高尾中央橋」にさよなら云ってUターン。(オレも渡ってない) しばらく坂を登って振り返ると やっぱりいました「第九根尾川橋梁」。 やー 久しぶりー

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ハレマスヨウニのタイトルバックを務めてくれて早2年。かぁ 飽きっぽいオレなのによくつづいたもんだ これもひとえにみなさまのおかげ 不思議なもので 今では自分の偏った思いで見つづけてきた橋達をみなさんにも見て頂きたいと思っています ハイハイと生暖かそうな目でちゃんと見てくれるから これからも調子に乗って小々次郎、需要なんてなくても押し付けていこうと思いますので そんな感じの目で見守って下さい よろしくお願いいたします

なんか締めちゃったので 今度こそ樽見線復習完結につづく




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Category: 2013年03月17日樽見線復習

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樽見線復習 その3
突き当った国道256号を右に行くと 板取川のせせらぎを聞きながら上流にのぼれるし 山を眺めながら ちょっと ぬるっとしたお湯に浸かれる板取温泉がある。 うまいそば屋もあったかな  そっちでもいいなぁと一瞬思ったけど  キリッと左折して板取川とは さようなら 板取川に罪は無いけど そっちは、それらしい物件がないから人気がないんだと思う

国道256号をちょっとだけ走ったけど 直角に曲がっていく国道256号を無視して直進の県道195号を選んだのが大正解。 せーので 細い山道に切り替わった 新緑はまだ先だけど もう呼ばれてそうな雰囲気にヘルメットのなかで薄笑い フフフフフ へへへへへ    誰もいないから大丈夫。

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それでも単車を停めた横に建ってた「注意 熊出没」の看板を見つけると 曇りのない眼(まなこ)だった当時のように 人一倍素直にびびって急発進。  

こうなると なにもかもが そこら中にひそんでいる獣の息づかいに聞こえてくる 薄笑いが半べそにかわったその時でした  全く予期せぬその方は林の隙間からこちらをのぞき見るように 笑っていたんです

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こんな所にうそみたい  はっはじめまして あなたはどなた様でしょうか。   すぐ隣に架かっているどう見ても新しく年代差のある歩道橋には「平瀬橋」とアルけど・・・ 

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この方には銘板がはまって無くて 親柱に直接「大正十五年三月」と彫られているだけだった  これだけ古くてめずらしい橋なのに この業界(なんの?)人に見つかることもなく ひっそりと暮らしていたんだね  まるで情けある老夫婦に助けられて生き延びた平家落人のように。 大分違うな 業界(なんの?)人にも失礼だし 

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すぐ奥に歩道橋の 方杖ラーメン橋 が架かってるからちょっと見にくいけど橋台に取り付く2ヶ所共に「ヒンジ」が見えると思います ガッチリ固定するだけじゃなく こうやって力を逃がして金属疲労を軽減している賢い人なんです  と業界(なんの?)人のフリをしてみる

「平瀬橋の隣橋」
竣工 1926年(大正15年)3月
上路のブレスドリブタイドアーチの1連

多治見市にいた「天ヶ橋」に似てる でもこっちの方が9ヶ月も古いからこの型の岐阜最古はこちら。

ダメ元で写真に写ってる釣り人のおじさんに この川も武芸川ですか と尋ねたら「ひなたに川」だとニコやかに教えてくれた ありがとうございます

かなり名残惜しいけど 今度は橋長と幅員を計りにスケールを持っての再訪を約束して「平瀬橋の隣橋」にさようなら


勝手に怖い思いをした道だけど 改めてこの道を選んで大正解だった 「もってる男」度かなりUP。「強運」のきょうの字を橋に変えて「橋運をもってる男」だなんて そんなに褒められたら照れるなぁ  と赤ら顔で走り出したら そのまま国道418号になって川は武芸川にかわった 国道と云ってもこの辺りは細い田舎の道。「落合橋」などで何度か武芸川を渡った内の 名も無い橋。

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この橋の写真を撮ってたら後ろの家から なつかしい割烹着をきたおばあちゃんが帚を持って出てこられた 右手でお日様を遮ってオレの横に来ると 今日はアマゴを放流したから釣り人が沢山来ているんだと教えてくれた  聞かれたから答えた行き先を云い終える前に家に入られて もとより興味はない様子 おばあちゃんだけど小っちゃくて色白のべっぴんさんだった 

快晴の国道418号をまたしばらく進むと やっぱり農家が多いのかな 立派な蔵とか瓦屋根の大きな家が目立ってきた この蔵は重そうな窓?を開けて風を通していたから現役なんだと思う

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漆喰の壁に漆喰の浮かせ文字で「水」とある。 随分前に調べたけどよく覚えてない 水に不自由しないようにと雨乞いの一種だったかな きっとそんな感じ

ズンズン進んでいくと民家もなくなって道も頼りなくなってきた 気温は15°以上あると思うけど日の当たらない場所にはきたなくなってしまった雪がカチンコチン。

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尾並坂峠を過ぎると あたりまえだけどゆっくりと下り坂 下りきった所にやっと樽見線の終着駅「樽見駅」を発見。 普段は無人駅だけど「淡墨桜」のシーズン中(桜ダイヤ期間中)は駅員さんがどこからか現れる現金な駅。

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ここからは国道157号に道を替え樽見線に沿って根尾川と揖斐川に架かる樽見線の橋梁を復習していこうと思うけど 一旦、上流の方から呼ばれてる この厳つい胸像が誰なのかは当然知らない。

国道157号に出てすぐ左側に桜の名所100選「淡墨ザクラ」。 この日は咲いてないけど 今頃は満開じゃないかな  その「淡墨ザクラ」の公園に導く「桜橋」。 ピンクじゃないよ桜色。

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「桜橋」
竣工 1971年(昭和46年)
下路で平行弦のワーレントラス 1連

桜の名所100選って全国だと400ヶ所ぐらいはあるんじゃないかな 桜前線と一緒に日本一周出来たらいいな その前に全国の川を制覇するのが目標なんです 

大口を叩いて 人生2度目の根尾川沿いを上る  
国道157号の上の方は冬季閉鎖されて全国でも5本の指にはいる有名な酷道。今は閉ざされてる門を見てみたい そうすれば いつか酷道157号で温見峠を越えたいと願い その夢も見れるだろうと

有名な酷道の入口で冬季閉鎖の門を見たかっただけなのに いきなりこの景色が飛び込んで来たときは 自分でもビックリするぐらい自然に wヲょ〜イ と最高の感嘆声で鳴けた

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一応、樽見駅はやったんっで良しとして 樽見線復習 完結につづく



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Category: 2013年03月17日樽見線復習

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樽見線復習 その2
あたりまえのように「鮎之瀬橋」で長良川を渡り川沿いにしばらくすると 鮎料理がお高そうな高級旅館に突き当たり びびってあわててUターン。 あのての旅館は敷地に入った途端に鮎を焼きはじめてしまうからなぁ しょうがないのでまた「鮎之瀬橋」で長良川を渡り直して1回国道156号に出たから「山崎大橋」を見逃してきた けど まぁいいや  

国道156号から知らない道で強引に長良川沿いに出たら やさしそうに浅緑色をした「下渡橋」が色に似合わないマッチョ感をふりまいて長良川に架かっていました 優しい人ほど強い人。

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「下渡橋」
竣工 1991年(平成3年)
橋長 180m
3径間連続の下路で平行弦のワーレントラス 

親柱に「うだつ」が上がる こんな甲斐性がある橋の訳は その向こうの重要伝統的建造物保存地区に指定されている「うだつの上がる町並み」に通じているから 「うだつの上がる町並み」はもちろんスルー。

「下渡橋」の前橋は昭和3年に竣工したトラス補剛のついた吊り橋だった この新橋が出来てすぐ撤去されちゃったけど こちら側の道路の出っ張りや向こう側の道路の盛り上がりを見るとこの位置じゃないかな 新「下渡橋」から下流に5、60メートルきた 2本並んだ電信棒の右側辺りだと思う 

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残念だけど きれいにかたずけられて なにも残されてない このままでは忘れられてく一方。せめてオレだけでもまた来て思い出してあげるからね(涙) 


旧「下渡橋」のワイヤーが描いていただろう曲線に思いを馳せて涙をながし かと云ってなんの罪のない 柔道の山下泰裕さんのような新「下渡橋」にも別れを告げて 長良川の右岸をしばらく上ると ドドンと登場。「美濃橋」が ハッと気がついたように長良川に架かっていました いままで寝てたの?

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大正ロマンチックな街路灯はいい。 でも主塔は随分ぽっちゃりを通り過ぎてはいないかい? 大正5年生まれのすごい大先輩で重要文化財なんだけど 超個人的には 何でも笑ってごまかす太った同級生のよう まぁ許すけど。

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床面はなんと木。これで昔は車も渡れたって いまはダメだからSRを押して渡る と どっかから犬登場 うちは猫ちゃん飼ってますから動物は好きなんですよ 犬もなにかと繫がってたら見るのは大好きなんです でも放し飼いの犬はこんなちっこいのでも緊張する しばらく固まって死んだふりをした


「美濃橋」(みのばし)
1915年(大正4年)に起工 1916年(大正5年)8月完成。
橋長 117.2m 支間 113.0m 幅員 3.1m
トラス補剛の吊橋


いまはもう半分余生を送っているように長閑で 子犬ちゃんも小粋に渡る散歩道。 いつまでもお元気でいてください さようなら

「美濃橋」で長良川を渡ってすぐの「道の駅 にわか茶屋」にトイレ休憩。は いいけど 単車には数少ない駐車スペースを完全に乗用車に乗っ取られて 困ったもんだ

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単車なんかどこでも停められるだろうって思われるかもしれないけど 「ここに停めるな」とか貼紙されてたり車1台分んに停めたら叱られそうで 結構、窮屈な時もありますからね 2輪づつ入ってるから良しとしないで 2輪専用のマークに気づいてほしいもんです(涙)


気を取り直して「新美濃橋」でまた長良川を渡り ドン突きを右折すると道なりに長良川とはお別れで 今度は板取川沿いを上って行く  と割とすぐ ニューヨークな気分をちょっとだけお届けします

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腕と体のバランスがよくない自由の女神さま併設のBARは もちろん何年も前からつぶれてます。 

廃業してもなかなか自由になれない女神さまを気の毒に思いながら しばらく進んで行くと「城山橋」が何気にクールでスタイルよく板取川を跨いでいました

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この橋もちゃんと「やましろはし」と濁らずに 下を流れる清流が濁らないようにと願掛けしていた

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その思いが通じている板取川は やっぱりすごくきれいな流れでした トラスの影も誇らしげ

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「城山橋」
竣工 1963年(昭和38年) 
下路で曲弦のワーレントラスで1連


つつっと行って 道が広くなってきた県道81号の板取川にもう1本 ますます良くなってきた青空相手に「上牧橋」が 自分の方が青いぞと挑んでいるようでした

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「上牧橋」
竣工 1962年(昭和37年) 
下路で平行弦のワーレントラスで1連



やっぱり「美濃橋」以外は板取川の清流に助けられたかたちだし まだ全然樽見線も見えてこないけど 樽見線復習 その3 につづく




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Category: 2013年03月17日樽見線復習

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樽見線復習
桜の花のつぼみがゆるまりだした3月17日の日曜日。最高気温は20°ごえ。 こんな天気のいい日に単車乗らずにどうする気? 

今日も春の日差しを弾き返してキラメく水面にその影を落とす鋼の橋達の声が「いつ来るんだ」と全国から続々と寄せられている わかってる。(涙) みんなにこたえてあげたいけど 日帰りだからと 涙をのんで近場物件の復習に 錆止め塗料を持って出かけた。 キックはほんの3、4回。

まずは国道156号で金華山の麓をくぐる時 山頂の岐阜城にご挨拶。おはようございまっす。 県道77号に移って「鵜飼い大橋」で長良川を渡り県道94号の長良川沿いを上ってく 振り返ってさっき渡った「鵜飼い大橋」。

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天気は間違いなくいいけど なんだか酸素が薄そう いろんな物が飛んでるのかな 目に見えない物が一番恐ろしいと最近わかってきた 1位 幽霊。 2位 嫁の秘めた思い。

「鵜飼い大橋」(うかいおおはし)
供用 2003年(平成15年)3月
延長 469m(斜張橋154m 箱桁橋315m)
幅員 28.3m〜29.1m
鋼単径間斜張橋プラス鋼6径間連続非合成箱桁橋。
総工費 102億円

一見シャープなオシャレさんに見えるけど たぶん鵜を操ってるおじさんをイメージしたに違いない。 込み込みで100億でなんとかやってくれよぉ 


「2億円もこぎった伝説の営業マン」 などと考えながら長良川沿いを上って行き しばらくすると青空に反発する様な「藍川橋」がハッキリとした赤色を誇っているようでした。

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同じ赤色でも山あいに架かっているアーチ橋のような女性らしさは感じない オシャレなお兄さんと云ったところ 親柱にこれと云って特徴はないけど 随分酷い目にあってるね 吸った生き血で赤く染まったのか

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「藍川橋」(あいかわばし)
供用 1968年(昭和43年)
延長 259.4m 幅員 11.0m
4径間連続のワーレントラス。


銘板に材質記号まで入った律儀な「藍川橋」で長良川を渡り 津保川沿いを選択。 今はもう廃止になって撤去されてるのは知ってるけど 旧名鉄美濃町線の「津保川橋梁」跡地を眺めてみたい  地図とたしかめてこの辺かなと思ったら案の定 跡地発見。 トラ柵で意外と簡単に塞き止めてあった

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対岸にも津保川にもそれらしい遺構は見当たらないけど 振り返えって見ると線路や枕木は残ってないものの わずかだけどはっきりとした法面の影が大きくカーブしていくのがわかる

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間違いなく旧名鉄美濃町線の「津保川橋梁」は存在して 長い間多くの人達を安全に運ぶ重要な任務に就いていた 今はなにをやってるのかな  がんばり屋さんの君の事。きっと一回融けてまた個性的で重要なお仕事をしてるいと信じています(涙)
 
居ない人にさよならは云えず 手だけ合わせて思いだけおいてきた きっとまた来ます 


田園風景の中を走り抜け なんとか長良川沿いに戻った途端に発見。 青空に溶け入りそうな「千疋大橋 」がぐずぐずと流れてる長良川に架かり 和んでいました

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ワーレンでも曲弦だから この辺りの景色にすごく似合ってる意外に交通量もあって人気者。スカイと云うよりはターコイズブルー。 頼もしさを感じます

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「千疋大橋」(せんびきおおはし)
供用 1960年(昭和35年)
延長 190m 幅員 7.5m
下路で曲弦のワーレントラス 2連


近いから なかなかまた来られそうにない微妙な「千疋大橋」で長良川を渡って さようなら  
さよなら云ったはいいけど いつの間にか国道418号にでてしまい「鮎之瀬大橋」でまた長良川を渡って「鮎之瀬橋」に到着。 自分でもなにをしているのかわからなくなる時がある 川の底はまだみえない

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伝統的な漁法で知られる「鵜飼い」がこの橋の下で行われることから それらしいネーミング でもペンキは「藍川橋」の使い回しだと思う

「鮎之瀬橋」(あゆのせはし)
供用 1968年(昭和43年)
延長 171.0m 幅員? m
3径間連続の下路で平行弦のワーレントラス

橋上から下をのぞくと 可愛らしくて船らしい船が一艘 ペットみたいにつながれてた 波は立ってないけど結構深い  向こうに見えるのが「鮎之瀬大橋」。

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お気づきかもしれませんが 割と坦々と進んでいるのはそんなに名優がいないから でもこのあとすごいおじいさん出てきますから  もったいぶって 樽見線復習その2につづく