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  07 ,2013

プロフィール

小々次郎

Author:小々次郎
SR400 に乗っておっかなびっくりいろんな所に出かけては、いろいろ感じる 40代。 もう後半に突入

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Category: 2013年07月15日  海の日

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海の日 その3
ジョリに履き替えればよかったと 半分ぐらい来てから気がついたけど もう戻るのもめんどくさい。日も傾きだした午後の4時半過ぎなのに ブーツも手伝ってまだまだ十分暑い。 北近畿タンゴ線の線路と並走する京都府道2号線は歩道がないから グーングーンと発電でもしてそうな車の熱風をまるかぶり その熱と蝉の超音波で催眠術にかかりそう 今日はもう単車には乗らないから缶ビールでも飲んじゃおっかな  でもコンビニを見つける前に智恩寺に着いちゃった 3人で来ないと意味ないけどね

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山門。 宮津市指定の文化財だけど 上部のワッサワッサ感の割に足が細くて心配になってくるな でも東照宮の陽明門をだいぶ地味にしたつくりは パワーを感じる飽きのこないデザインで素敵。  手〜つないじゃってこれ以上温度をあげるなよ この門をくぐらずに曲がるとお待ちかねの「小天橋」。

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左側の橋脚を軸に回転する廻旋橋。 このさきの「大天橋」は固定されてるから この橋が回らないと大きな船は阿蘇海に入れない 「大天橋」より陸側なんだけど きっとこっちの方が水深が深いんだと思う  回ってる時は下の写真にギリギリ写ってる鎖を渡して簡易的に通せんぼ。

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「小天橋」
1960年(昭和35年) 
廻旋橋

「人押して廻旋橋の開く時 黒くも動く天橋立」と与謝野晶子さんが詠んだように昔は人力で橋を回してたんだって 回してみたかったな  今はリコールで話題の三菱製で電動式。 


そして「大天橋」。

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1967年 (昭和42年)
アーチ橋になるのかな

両方共、京都で有名な「渡月橋」に素材は違うけどデザインを揃えた感じ。 天橋立自体は橋長が3.6kmもあるから渡らずに ここでUターン。 


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天橋立はやっぱり上から見ないとダメでしょうって事で リフトに乗った どうやらオレの椅子は4番らしい はしゃいで足をぶらぶらして揺すってると上の管理室の人が番号を放送で云って叱るから恥じをかくよ 注意して。 それと、知らない人なのに下りてくる人と目が合うと気まずいから なんかパンフレットでも用意して読んでるフリした方がいい。

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おー やってるやってる みんな順番に股からのぞいてる オレも順番まってやってみた もうわかってると思うけど うん 天気は良くない。

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中央の霞んでる島みたいに写ってるのが さっき行ってきた伊根 やっぱり結構距離があるね  天橋立は橋としたら筏を組んで浮かんでいる浮き橋のよう 波に押されて湾曲したみたいだけど  本当は神々が天に通うために架けた唯一の橋。 飛べないんだ 


人生で一回は見ておきたかった天橋立にさよなら云うと いい時間になったから 今度はお風呂を探した 平日はホテルや旅館が天橋立温泉の立寄湯をやってくれてるけど 今日みたいに人出の多い日は看板を下ろしてる どっかやってるとこないかなと うろうろしてたら 天橋立駅の跨線橋がプラットトラスだった ラッキー。

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ホームも木造だったし いい感じだなと見てたら 駅のすぐ横に銭湯があって無事に天橋立温泉に浸かれた サラッとした感じのお湯で温度も高かったけど さっぱりした  コンビニで訳ありな未亡人風の店員さんに氷の有り場所を聞いて、出来合いのソーセイジや餃子を温めてもらった。 買い出しをすませキャンプ場に戻ろうと 府道の2号を歩いていたら もう一本奥の運河沿いに素敵な歩道を見つけた

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左側の松の木がつづいてるところが天橋立。 この歩道沿いの建物はどっかの会社の保養所だったり、個人の別荘なんかが並んでた このまま行けばキャンプ場の裏側からテントを張った場所にロープをまたいですぐじゃんか

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何はともあれプッシュっとやったら その合図でこらえきれなくなったように雨が降りだした あわててカメラなんかをテントにしまって テントから半身を出してチビチビやってたら 割とすぐ雨も上がった 子供達が「にじ〜」っていってる方をなんとなく見ると ほんとだ 久しぶりに見た。

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「虹」
不完全だからまだ竣工まえ
完成すると 橋長 約500m
七色桁のアーチ橋で1連

天気のおかげで楽しみにしていた夕日は見れなかったけど 夜は星ってこんなに流れるのって思うほど 星のまたたきに大歓迎されて 気持ちよくゆっくりと落ちて行きました 写真もたくさん撮ったんだけど、真っ暗けの写真しか残ってなかった でもこの目で見た記憶はちゃんと残ったから いい。


星に願いを込めて  海の日 完結につづく



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Category: 2013年07月15日  海の日

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海の日 その2
天橋立オートキャンプ場は府道2号と天橋立の一部の間にあって キャンプ場と天橋立の一部の間にも運河が流れてる せっかくだし 一人だから 運河を眺めるようにテントを張った。  結果、家族連れの方々には背を向けるような感じになったけど悪気はないよ  さっき小学生の女の子が「こんにちはー」って元気良く挨拶に来てくれたから大丈夫だと思うけど 「感じ悪。」とか思ってないよね 

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帰りに買い出しもしてこようと ソフトクーラーバックと地図だけをリヤシートに括り付けて出発。
府道2号がキャンプ場から天橋立駅までの ほんの5〜600メートルが渋滞してて何回も信号がかわる 今が一番の人出の時間帯。 天橋立は一旦スルーして 国道176号から国道178号に 阿蘇海をぐるりと回り込むように進む。 ? 阿藤 海さんてこの辺の人なのかな と思って調べてみたら神奈川県出身。 あーs・・・ やっぱりやめとく。

対岸に松林がつづいていくなぁ と見てたら これ全部天橋立なんだ  キャンプ場と反対側の付け根にはケーブルカーが結構な急坂を登って行くのが見えた しばらく進みリゾートマンションや別荘地をスルーすると 国道178号は地形を正確にトレースする。 似合うか似合わないかは別として やっぱり海っていいねぇ

国道が山側に大きく曲がって行くのを無視して 海側の細い町内道路にお邪魔する ストトトトーとゆっくり町内を抜けて行くと ちいさな蔵のような建物が道を挟んで両側に密集してきた 時折キラキラとのぞく海側の蔵の方はそれっぽい。 すぐの、おおきく開けたところに スゲー ほんとにありました 伝説の伊根の舟屋の町並。

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磯とか全然ないんだね 港に迫り出すように家が建てられてて 一階は海とつながってる車庫ならぬ船揚場。 ペーターがヤギから直接お乳を飲むように 2階から直接海に飛び込める素敵な家ばかりが並ぶ。 しかも趣たっぷり目。

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伝説は本当だった 来てみるもんだね 車社会の地元では想像もつかない生活ぶり 親戚がいればきっと毎年遊びにいくと思います 姪っ子の誰か嫁がんかな 一回連れてきて そそのかしてみよう

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伊根港をぐるっと囲み 向こうの方まで 今も約240件が立ち並ぶこの景色は 漁村では全国で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けいます

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帰り道のメインから少し外れた地域で あじさいが咲いてたから停まってみると 音もなくボートが近づいてきた お父さんと散歩にでてたのかな いいなぁ。  合掌村でも思ったけど 映画的な気分で少し メランコリックに生活してる人は一人も居なくて みんなこれが普通。 この地域では車の免許を取るように船舶の免許も取得するんでしょうね 新しい船を始めて海におろす時はドキドキしながら緊張しただろうし 事故や災害で悲しい想いをしたこともあるでしょうけど 全部ひっくるめて これからもつづいて行く日常なんだなーと メランコリックにヘルメットをかぶり直し 再出発。 こっそりのぞいてごめんなさいね


伝説の舟屋にさよなら云って 伊根町役場の方へまっすぐすすみ 府道の652号にでた 山の方から一本だけ呼ばれてる。 この府道の652号、結構ヤバい道だった高さもあるし地図で見るよりクネクネ。落ちたら3日ぐらい発見してくれないようなところ。  だいぶおりてきたら お米は順調にそだってるね

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結局、どこにあるかわからずに引き返してきた ガラにもなく石の橋を見に行こうと思ったのがそもそもの間違いだった あきらめて もう一回クネクネ道の練習。

無事国道178号に戻ってきて また素敵な海沿いの地形をたどる 行きと違って1車線挟んでないから 本当の海沿いを気持ち良くクルーズ。

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黒崎のさきっちょ。 地図をみてもあそこまで道がつながってない 行くとすれば釣り人ぐらいかな 密猟厳重取締中の のぼりが立ってたけど 人の行けない黒崎のさきっちょは宝庫かもしれないね

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前を見るとリゾートマンションと別荘地。 このあとふらふらと別荘地に迷い子のフリをして入っていたけど 海に向けて庭をもつ個性的な建物が複雑に入りくんで配置してあった 別荘の割に手入れは良くて人もいるみたいだけど 不思議と生活感はない きっと、この時期に間に合うように手入れしてたんだな  じろじろ見てないし ねたんでなんかいないし。  国道に戻ると山側の国道沿いでは太陽光発電の段々畑が収穫期をむかえていた。


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次はとうとう天橋立を見学しようと戻ってきたけど 考えてみればキャンプ場に単車を停めておけば駐車場代いらないじゃん 歩いても5〜600mだと思ってキャンプ場に一旦帰ってきた。 

節約出来て運動にもなる 海の日その3につづく


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Category: 2013年07月15日  海の日

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2013年07月14日 海の日
また 少し忙しくなりそうな予感が漂う 今日この頃。 今のうちから準備出来る人間ならパニックにならずにすむんだけど。  いかんな ちょっと怠けてたからなぁ やんなきゃなー って気持ちをつねに耳の裏側あたりで感じながら テキパキと準備して行ってきた  うんキャンプ。

海の日だから海に行く 一層大好きになった日本海の変なところ 天橋立 オートキャンプ場に向けて6時半頃出発。 6月もアウトレットとか温泉とか結構 SRに乗ってたからキックは2、3回ですんだ

あれ 今日は嫁が見送ってくれなかった ちょっと怒ってんのかな  今日の天気と同じぐらいきまぐれな嫁は、「まず美容室に行ってぇ」「その後なんとかでぇ」 って 昨日はそれなりに楽しそうだったけど お昼にカニを食べるつもりだと告白したら 急に機嫌が悪くなった  まぁいいや

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いつもの国道22号。「新木曽川大橋」の橋上の温度計は 25℃。 蝉の鳴き声もきこえないし 雲もモコモコしてなくて 気温だけしか夏らしくない 今年の海の日が始まった。 

それでも国道21号から国道365号を曇り空の中快走。 たっぷりと水を含んだ草木や土の匂でむせ返るよう 強烈すぎて たまに尿の匂に感じる時もある田舎道  相変わらず単車は匂から逃れられない 猫みたいに鼻をヒクヒクさせてたら 順調に琵琶湖に到着。 ここはもう何年も前から廃業しているレストラン。 若い頃のいい想いでの場所なんです。

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前日まで雨が心配だったから 荷物を最低限にしたくて 火器は念のためのアルコールストーブがバックのどこかに挟まってるだけ 自炊と焚き火をあきらめると すごく荷物が減った そんなに田舎でもないしコンビニの魚肉ソーセージでもかじってればいいやって こんなにスリムなお姿に。そうでもない? 
 

まだ天気は不安定で ご覧の様に琵琶湖も真っ白。 日本海側は雨降ってるんじゃないかな

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ここんとこのハレ男を返上して 国道8号から国道303号に入ると すぐにJR湖西線の線路が割と高い位置を行く。 よく車で通る国道8号から遠くに見えてて 気になってたトラスに今日は寄ることが出来た。

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「丸山橋梁」
JR湖西線の 永原駅ー近江塩津駅間
下路の平行弦ワーレントラス 1連

ギリギリ写ってないけど同じトラスがすぐ前にもいる。 これは何を跨いでるのかな よくわからんけど1回やっときたかっただけ 見ることはあっても もう来ないと思います。さようなら

初日の今日は、このトラス意外に橋の寄り道をしてない。 道中 名のある橋がないのと 珍しく帰りも同じ道だから 居たとしても明日会うことにした 天橋立キャンプ場が予約出来なくて 早いもの勝ちだから 早く現地に着きたかったのが一番の理由。

国道303号と国道161号の重複区間から単品の国道303号に右折して入った つづけて国道27号に左折して入り小浜を過ぎると お待ちかねの日本海沿いを走れたけど やっぱり天気で随分印象が違う 雨が降ってないだけまだましかな

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海の日に 海水浴場近くのキャンプ場は大人気だろうから 早く行かないと心配なんだけど 現実を顧みずに「道の駅舞鶴港とれとれセンター」に ご機嫌で入店。 こう云うときSRは絶対ぐずったりしない   カーニ。カーニ。

入店してすぐに誰かに呼ばれた おーい 小々次郎ど〜ん えっ はーい。 あなたは うにいくらど〜ん やー久しぶりー

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いつ以来だろうって 再会を喜び合ったのに 15秒もしないうちにいなくなっちゃって 困ったもんだ うますぎた。 またお会いしたいものです  嫁には、「結局カニは食べれなかった(涙)」とだけ送っておいた 事実だし。

プリン体なんてかわいい名前の子が オレの中にいるはずがないから 大丈夫、大丈夫、全然平気。と強がって表に出ると 激しい通り雨。 夏らしく雨がアスファルトを濡らしはじめた時の匂を懐かしく感じながら 味わった

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しばらく木の下で雨宿りしてたら 弱くなってきたけど どうしようか 時間が無駄に過ぎてくから あきらめてカッパを着ようと 荷物に手をかけたとき 西の雨雲の向こうにチラッと入道雲が見えたから 賭けをした。

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カッパを着ずに雨の中を再出発。 あたり前だけど雨はじわじわと服を濡らしていき ジーパンが肌に引っ付きだしたけど 由良川沿いを上りだした頃には 思った通り雨もやんで お日様が顔をだした  

鼻歌まじりに国道178号線。 ほんとの海沿いを 北近畿タンゴ宮津線と並走して 幾つもの海水浴場のおねいさんを横目に 宮津の街中を通過すると 服はもう完全に乾いてた。 天橋立の誘導看板に従って県道に下りてしばらく 信号待ちの車たちの最後尾につくと すぐ横に「天橋立オートキャンプ場」の看板発見。 入口を通り過ぎててUターンして無事到着。

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心配しなくても三家族ぐらいしか張ってなくて全然ガラガラだったから よかった どっちつかずのお天気のおかげかも知れないけど 1時前には設営も完了して 身軽になってちょっと観光に出かけた。


無事今日の寝床が出来たから 2013年07月14日 海の日 その2につづく



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Category: 2013年05月03日 黒部峡谷

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黒部峡谷 完結
菅沼合掌集落に感じ悪いことしてごめんなさい 次回は、保存協力金もしっかり払って隅から隅まで拝見します その時はきっとまた違う毒をは吐くと思いますが それはその時あやまります。 おじさんの気持ちはうつろぎやすく 今回は滞在時間45秒でUターン。

国道に戻ると そんな山里の集落とは縁もゆかりもないねって感じで 東海北陸道の巨大な橋が大自然の中をおかまいなしに ドドーンと 山と山の間を貫いて行く 庄川なんてひとまたぎ。 ほんとおかまいなし 矛盾を感じるけど高速道路は超便利。 五箇山ICをくぐってしばらくすると 人が住んでる気配がしてきて町ってほどじゃないけど 生活感のあるシルバーのトラスが現れた 

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「新屋橋」
1958年(昭和33年)
下路の曲弦ワーレントラスで1連

「新屋橋」で国道156号のまま庄川を渡った  そのまましばらく進むと 「飛越七橋」の一つ「楮橋」を発見。 「飛越七橋」(ひえつななきょう)は、岐阜県と富山県の県境付近の庄川に架かる、国道156号の7箇所の橋の総称であるとアル。

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「楮橋」
供用 1975年(昭和50年)
延長 106.9m 幅員 9.5m
上路の平行弦ワーレントラス 1連

名称未設定-3

川の真ん中が岐阜県と富山県の県境なんだけど この辺りは庄川が蛇行してるから「楮橋」だけは違うけど この先の6本の橋で計7回 県を跨ぐ。


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「火の川原橋」(ひのかわらばし)
供用 1978年(昭和53年)
延長 120.0m 幅員 9.0m
上路の平行弦ワーレントラス 1連

昔、木材を運搬するときに筏で庄川を下った人達が この川原で休憩して焚き火をしてたらしい 


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「 成出橋」
供用  1976年(昭和51年)
延長  197.9m 幅員  9.5m
上路のアーチ橋で1連

この橋から管理者が岐阜県になる


そして「飛越七橋」の七本目「合掌大橋」。
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「合掌大橋」
供用  1976年(昭和51年)
延長  440.1m 幅員  9.5m
箱桁の斜張橋

白川郷・五箇山の合掌造り集落の合掌造りをモチーフにしているのだそう  えーっと 色ですか?


云ったもの勝ちの「合掌大橋」で庄川を渡り トンネルを抜けたすぐ脇に 旧国道156号の「加須良橋」が 庄川にそそぐ濁り気のない加須良川を跨いでいました。

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「加須良橋」
1952年(昭和27年)
上路の平行弦プラットトラス 1連

ちょっと先まで行って旧道部に下りてみたけど「加須良橋」の入口にはカラーコーンを置いて通行止めになってた もう誰も助けてくれないだろうから 華奢できれいな橋だけど朽ちて行くのを黙って見てるしかない(涙) いるうちにまた来ますね。


国道156号に戻り つづけて庄川の左岸側を走っていると またでた 大きくて長い 北陸自動車道様が頭上を跨いで行く 全くもって品がない。くぐってロックシェッドを抜けると「椿原橋」。赤い下路のランガー橋がトンネルへとつながってる

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単車を止めて 歩道のない「椿原橋」の橋上に立つと もう誰も近寄らない奥ばった吹き溜まりに「旧椿原橋」が静寂の中 存在感を消し この方も 座して死を待つ覚悟を決めていました。

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トンネルの脇にもうボロボロだけど 道があって接近できた カンチレバートラス。 尖ったところが持ち出した腕を引っ張り上げるように持ってる構造で 持ち出した分だけ支間が長くとれる いいトラス。

名称未設定-6

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もう熊も起きてらっしゃるでしょうから ビビリながらさらに近寄ってみると 銘板もちゃんと付いてるし 路面だって問題ない 一昔前、まだその黄色が鮮やかだったころ 山の中走ってて こんな楽しい橋で川を渡れたら 誰もが浮かれて口笛吹いちゃってたに違いない 

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「旧椿原橋」
1952年(昭和27年)さっきの「加須良橋」と同じ年
下路のカンチレバーワーレントラスで三径間
銘板に横河橋梁製作所製とありました 改めまして偉大な会社です 

また来ますから くれぐれも早まったまねだけはしずに お気を確かにお願いします  さようなら


ゾウゾウ山の長いトンネルを抜けると いつもお世話になっている国道156号の雰囲気になってきた 見覚えのある国道156号を走って行くと 案の定、白川郷のところで渋滞。

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でも合掌造りはおなかいっぱいだから 白川郷はスルーして 日差しの強くなった国道156号を走りつづけていたら 橋に戒められた 気がした

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シッタカはいかんなと これからも精進することを誓い(なにを?) 使われなくなったロックシェットの連なりを見て 今はトンネルが流行で もう景色のことを考慮するのは時代遅れなんだと知った。

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相変わらずカーブの度の「死亡事故現場」の立て看板に脅されていると 御母衣湖の水が少ないのか 細いキュートな 生足をおしげもなく披露している「尾神橋」に会いました。

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「尾神橋」
1958年(昭和33年)
三径間連続の下路平行弦ワーレントラス

ハレンチな「尾神橋」に さよなら云って しばらくすると御母衣湖畔自慢の「荘川サクラ」が大人気。 ご老人が多くて みなさん、飛騨牛の串焼きの匂をかぎながら 0.3分咲きの由緒あるサクラの前で 気をつけをして遺影の撮影をしていました

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奥の橋は「宮谷橋」
1960年(昭和35年) 
下路の平行弦ワーレントラス 1連

「宮谷橋」で御母衣湖の端っこを渡り 服に付いてしまった 炭焼きの匂を払うように少しスピードを上げてしばらくすると 今度は丸いから余計にハレンチな「岩瀬橋」で庄川を渡る 

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「岩瀬橋」
1959年(昭和34年) 
下路の曲弦ワーレントラス 3連

この後国道156号は牧戸交差点で直角に折れ、ひるがの高原を横目に 分水量公園を過ぎると文字通り川は太平洋にそそぐ長良川にかわり いつもの国道156号になった。


今回旅した富山県 すごくよかった。 立山連峰、飛驒山脈。南側は山に囲まれ ウソや冗談の通じない雪深い大自然と立ち向い。北側は冷たい日本海。 人々が無口になるのも当然で でもこのおおきな自然に感謝しての日本海の漁業や雪解けの綺麗な水を生かした工業、世界に誇る文化遺産とか 自然と共存共栄してる立派な県だと再認識しました 
県の花がチューリップだったり新鮮を意味する方言が「きときと」だったりと ちょっと可愛らしさも感じました またお邪魔します どうかその時もハレマスヨウニ。



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ただいま。

3日間の走行距離755km





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Category: 2013年05月03日 黒部峡谷

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黒部峡谷 その13
朝が早かったし 入店も5時前だったから 早いうちから出来上がって 10時過ぎにはベットみたいなおおきな椅子で横になったけど 隣のおじさんがこっち向いてゴーゴー唸ってるから午前1時過ぎに目が覚めた 周りを見渡しても 空いてる椅子も無いし そこらじゅうから 粘り気のあるイビキが聞こえてくるから 移動はあきらめて なんとか寝るけど1時間おきに目が覚める 健康ランドはそう云うもんだし お互い様かもしれないから仕方ない。

そんな繰り返しでも6時過ぎには起きだして 朝風呂に入り歯を磨いた あんまり寝た気はしないけどお風呂のおかげで疲れは感じない 全部人工温泉だけど 漢方薬が入ってたり 露天風呂は別府温泉のエキス入りだったりと なかなか努力家な健康ランドでした お風呂があるだけでもネカフェの12倍ぐらい快適。 大変おせわになりました

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清算をすませ外に出ると 昨日来たときはいなかった奈良県からお越しのXJさんがお隣さん 今日も天気は心配なさそう SRは疲れきってるようにみえたけど チョークを引かなくてもキック一発。ご機嫌で出発。

完全に明けきって 車も出はじめてるけど街中の国道156号を快走。  道の駅庄川(まだやってない)を過ぎてしばらくすると 国道156号はゆるやかに登りだし 道も1車線になって庄川沿いを走れるようになった この辺りまで来ると人通りも無くなって民家もない寂しい雰囲気だから 出くわした古い小牧ダムに恐怖を感じてかなりビビった 目を合わせずに小牧ダムを過ぎると 岐阜までもう200kmをきった。

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帰り道だからあたり前なんだけど 今年のGWの旅も終わってしまうんだなと思うと 急に気持ちまで寂しくなる だからと言ってさらにスピードを緩めてゆっくり行っても終わるものは終わる。  誰もいない山の中の国道156号をしっかりと味わうように進んで行くと 利賀川が庄川にそそぎでるところに 「利賀大橋」の主塔が両方共残ってた

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元は吊り橋だったようで ワイヤーや桁はもう無いけど 対岸に見える主塔はコンクリートのアーチ橋と剛接合されていて なかなかかっこいい。 昭和12年に開通したけど火災で通れなくなり 朽ちていって今のお姿に。すぐ横を通る時はロックシェットの中だったけど ちょっとビビるぐらい大きかった


今日は朝からちっとも寒くない 3日間で一番春らしい 鼻歌が「さ〜らりとした〜う〜め〜しゅ」から抜け出せなくなって40分ぐらいたった 選曲して紙に書いてどっかに貼っておかないといかんな いつのまにか梅酒ワールドに引きずり込まれてしまう リラックスするには名曲なんだけどね


しばらくすると赤いおおきな「長崎大橋」を発見。3径間の真ん中がアーチ橋。

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何でいきなり長崎が出てくるかわかんないけど この橋を渡って2kmぐらい山道を行くと庄川峡長崎温泉があるそう 他には何にもなさそうなんで温泉の為だけの橋だ 名称が長崎温泉ってだけで地名でもないのに「長崎大橋」。別に長崎を名のるなと云ってる訳でもないし罪も無い 私物なのかな  長崎はオレの故郷なんです 「ふる里は遠きにありて思ふもの そして悲しくうたうもの」 いい想いでもいっぱいある

「長崎大橋」
1971年(昭和46年)
橋長191m 幅員4m
上路のアーチ橋



お天気のいい国道156号をおっかなびっくり走っていると 川面が路面と離れていく カーブの度に死亡事故現場の立て看板。 それ見て余計にビビりながら ズンズン走って行くと 今度は祖山ダムのおかげで水面が一気に近づいた 近くなってすぐに この辺ではめずらしい吊り橋が威風堂々と庄川を跨いでいました

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「大渡橋」
1958年(昭和35年)
橋長104m 幅員5.5m
トラス補剛の吊り橋
川田工業製

「大渡橋」で庄川を渡る 渡るとき水面が近くてちょとドキドキした  ここからちょっとの間国道156号は右岸側を少し登って行く感じにつづく 上がってしまった高度をこんどは下げる為に大きなカーブをクリアすると 個性的なとんがり屋根の町内に「平橋」が静まり返った庄川を大きく平らに跨いでいました 

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手前に前橋の吊り橋の主塔が残ってるな 町内の人は誰一人として 壊してくれと云わないのかな  この主塔は生き残るためにこっそり景色に入り込み息をころして町内の人に気づかれないようにしてるようだった  その調子。

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「平橋」
1960年(昭和35年)
橋長 163m
上路の平行弦ワーレントラスの2連
これも川田工業製 

フレッシュピンクの「平橋」で庄川を渡っても国道156号のまま 渡って割とすぐ合掌造り集落の看板。もちろん見に行くよ このときちょうど8時58分。 誘導看板に従ってちょっと登って無事到着。 入口付近でチョビ髭のおじさんに100円か200円か徴収されたけど あのおじさん ちゃんと世界遺産と関係ある本物だったのかな 領収書もなにもないから騙されたかな

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黒部峡谷鉄道の特別車両代といい 珍しくなれない観光地に一人でくるからこんな目に遭うのかもしれない もしかしてどこかからカモオーラが出てるのか それとも顔に書いてある?

ベスポジだと云う撮影場所がちゃんとあってちょこっと登った 決められたように順番をまって1枚。

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水琴窟 の中で鳴いてるのかなと思うぐらい 澄んだカエルの大合唱が響き渡ってた。  よくみると藁葺き屋根の中にふつうの瓦屋根の住まいがある  よそ者を受け入れるはずの無い凝り固まったこの町内の中で いえいえ私の家は世界遺産じゃありませんと 肩身狭くずっと下を見て生活してるのかな あの家だけ町内会費払ってるとかかもね  世界遺産と云っても表の方だけで 裏側にこっそりエアコンの室外機を隠してあったし いろいろご苦労はあるみたい  今度は雪景色を見てみたい


国道156号に戻ると 結構バイクの人が増えてきた 陽気のせいか 向こうから来る気のいい単車乗りが手を振ってくれたり ピースサインで挨拶をくれる おじさんは照れながらも 精一杯答えた ありがとうございます

長いトンネルを抜けてしばらくすると「湯出島橋」発見。 スケールが違う壮大な橋が 雪の残る人形山をバックに従えてふんぞり返っているようでした

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「湯出島橋」は、上路の平行弦ワーレントラスといくつものプレートガターに上路のアーチ橋が全部つながって水面から高い位置に大きくカーブしながら架かってた グレーの多い水色で庄川を空中で2回渡ってるから「渡らずの橋」なんだそう ちょっとややこしい。  「湯出島橋」の橋上から振り返ると ぼけっとした表情で「大平橋」も庄川を跨いでいました

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「大平橋」
1971年(昭和46年)
上路の平行弦ワーレントラス 1連


「湯出島橋」達で 空中遊泳気分で庄川を渡たらずに 左岸側に戻って来た。(笑) そのまま進むとすぐに赤い「小原橋」発見

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「小原橋」
1962年(昭和37年)
橋長 106.5m
上路のアーチ橋で1連

「小原橋」で今度はちゃんと庄川を渡り右岸側に移れた。 すぐのトンネルを抜けると小原ダムのおかげでまた庄川の水面がUP。 するとまた合掌造り集落の看板。 こんなふうに点在している

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国道を下りて見学 しようと思ったけど 入口付近に今度はチョビ髭じゃないけど 赤いキャップの集金人が見えたんで入口につながる坂の途中で引き返した 保存状態が良すぎて映画のセットみたいだし復刻版なのか古く見えなかったから もうちょっと古くなった頃にまたきます。   

実は、今思うとぶつぶつ云わずに世界遺産の為にも100円か200円ぐらい払ってこいよと 反省してます。


すごく反省しています   たぶん黒部峡谷完結につづく





05

Category: 2013年05月03日 黒部峡谷

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黒部峡谷 その12
調べてみたら チンチン電車は「富山地方鉄道」と云う民間の企業で オレにチンチン、チンチンって軽々しく云われる筋合いのない立派な方々が運営されてる立派な会社だった そりゃそうだよね チンチン電車にお勤めなんですか? なんて聞けないからチンチン電車にチンチン電車以外の名前があるのはちょっと考えればわかるはず 知らなかったとはいえチンチン、チンチンって云ってごめんなさいね  それに7000形の電車もまだ走ってた この車両なら オレ的にチンチン電車と認められるから 前記事でこんなのチンチン電車じゃないって云ったのも謝る

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 7000形の車両 写真拝借。


「桜橋」で松川を渡って さようなら   今度は先程のピーコックグリーンの「神通大橋」で神通川を渡たり街中を離れたから 結局、富山ブラックラーメンは食べられなかった。 あきらめて神通川の左岸堤防を上っていくと 新しい橋が架かってて その横で古い「富山大橋」が解体されている最中だった 

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「富山大橋」
1936年(昭和11年)
橋長 472.4 m 幅員 16.0m
上路のカンチレバー式プレートガーター

真ん中から壊していくのね 陸地があるからかな  あんまり好きなタイプの橋じゃないけど 今度来た時にはもう存在しないのかと思うと やっぱり寂しくなってくる 名前からして富山の代表選手だっただろうし 戦前から幅員が16mもあるなんてすごいなと思ったら 中央に例の電車の軌道が走ってたのか でも富山市の大動脈として頑張ってきたのは間違いない ほんとうに長い間おつかれさまでした 

着の身着のままだし 近くに花屋さんもなかったから 献花もできなかったけど 今生のお別れに またも目からぬるい液体が出た。  さようならです


後を振り向かず また左岸道路をしばらくすすむと今度は「有沢大橋」発見。 新旧2本の橋が並んで神通川を跨いでいました 今はそれぞれが上り線と下り線を担ってます 先輩が撤去されるっていうのに のんきな色だ 

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「有沢大橋」(古い方)
1964年(昭和39年)
橋長 457.5m 幅員 6.5m
下路の曲弦ワーレントラス 7連

やっぱりこの色に罪は無いな こっちから回ってたら さわやかなお兄さんとでも云ってたかもしれないし 


相変わらず空は白くのっぺりとして表情をかくしているけど 雨が降ってくるような気配はない 今回の旅の前にヘルメットのシールドをスモークからクリアに替えたから紫外線がモロ当たり 朝、ネカフェで 嫁に教わった通りの順番で最後に日焼け止めは塗ったけど こんなに汗かいて1日もつのかな ちょっと酒さみたいな箇所があるから心配。

新しい方の「有沢大橋」で また神通川を渡り 少し街中を走って 国道359号の「婦中大橋」で またまた神通川を渡った。 そして、ここで2013年GWの旅の神通川ともお別れ 大変お世話になりました 山ではおっかない川と感じたのは 自分の気の小ささのせいで 街中では長良川に匹敵するぐらいきれいで鷹揚な川でした 季節を変えてまたお邪魔します


国道359号のまま3kmぐらい進むと「速星大橋」で井出川を渡る。 橋上で下流側を向くと みつけた! めちゃめちゃかわいい子を発見。 実際に橋上で「かわいいー」って黄色い声をあげてしまいましたが 今のところ問題はないようです 国道を離れてなんとか その井田川と山田川が合流する場所に到着すると それはそれはチャーミングな「落合橋」が キャハハとはしゃいで歓迎してくれました

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ピントラスじゃないけど 細いなぁ 細いと云うか華奢。 華奢コンテストで優勝出来るレベル 大きくなったらモデルになれると思うから 今のうちから目をつけとこ サイン下さい

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色鉛筆の中の水色を使って幼稚園児が描いた絵のようにかわいくて愛嬌たっぷりめ。 一気にファンになりました 田舎でもたまにこんな子いるからやめられない  名前がおっさんくさいのがタマにキズだけど(個人的なイメージですみません )2本の川が合流するところに架かる橋は「出合橋」とか「落合橋」って名前が多い

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「落合橋」
1931年(昭和6年)
浅野造船所製
下路の曲弦プラットトラスで3連

わかりにくいけど真ん中のトラスだけ長くて大きい。両サイドは同じ大きさ これでピントラスだったら今頃は黒山の人だかりで大変なことになってるでしょう 


本当は誰にも教えたくない「落合橋」と再会を約束して ゆびきりげんまん さよなら またなー

ここからは方向を決め適当な道で庄川を目指した そして着いた。 ナビのおかげもあるけど庄川の堤防道路に出たのは県道58からで ちょうど良かった しばらく右岸側の堤防道路を行くと真っ赤かの「大門大橋」発見。

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「大門大橋」
1962年(昭和37年)
下路の曲弦ワーレントラスの4連+プレートガーター


渡らずに大回りしてまたつつっと行くと今度は大物。 北陸本線の「庄川橋梁」が 押さえに出てくる太ったピッチャーのようにふてぶてしく庄川をまたいでいました

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「庄川橋梁」北陸本線の高岡駅-越中大門駅
1963年(昭和38年)9月27日開通
橋長 533.26m
1連〜6連 上路のプレートガーター
7連 下路の平行弦ワーレントラス
8連〜11連 下路の曲弦プラットトラス 1917年(大正6年)
12連〜14連 上路のプレートガーター
15連 下路のPC桁

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設計者も製作会社もバラバラなのは 主役の8連〜11連が常磐線下りの利根川橋梁からの移設だから。 と云うことは昨日、国道41号の上から見下ろしたオレンジとブルーに塗り分けたご隠居。神岡鉄道の第2高原川橋梁と兄弟だ  当時撤去されなかった常磐線上りの利根川橋梁は 今まさに架け替え工事が進められてもうすぐ撤去される 何年も前に先に撤去された兄弟の方が遠い地につき生き残ることになった 人生いろいろ。 

ほんとうに「川の流れに身を任せ」ですね 勉強になりました また来ます


次の橋も見えてるけど この辺りだけ堤防道路がつながってなくて また一回 町内に入てから大回りしなくちゃダメ  町内の道路は雪を溶かす為の 小ちゃい噴水仕掛けの鉄管のせいで錆色に染まってる もちろん信号も全部縦。

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つつっと行くと さっきから見えていました「高岡大橋」。 最近は割と好きな ひわもえぎ色 いいと思うけどこの色と曲弦のせいで でっかい芋虫に見える 

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「高岡大橋」
1938年(昭和13年)
橋長 432.6m 幅員 7.5m
下路の曲弦ワーレントラスで5連+プレートガーター

「大門大橋」も「庄川橋梁」も「高岡大橋」もみんな左岸側にプレートガーターを従えているのは 陸地が多くて橋脚を建てやすいから プレートガーターは橋脚の数が増えるけど安上がりなんです 橋と橋の間はグランドや家庭菜園に使われていた 家庭菜園と思ったのは野菜を作ってる人が素人に見えたし 軽トラじゃなくて普通車ばっかりだったから  タダで貸してくれるのかな  愛知県の新川では考えられない 橋の下で何年も生活してる人に全部食べられちゃうはずだから


「高岡大橋」も渡らずに ここからはつながってる右岸道路を行くと 河口のすぐ手前にかわいい駅発見。

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万葉線の「庄川口駅」。ポールをあげる機械のヤロウがヤナ感じだな ハイダメーってポールを降ろしそう  左を向くと3本の橋が架かってた けど 万葉線のプレートガーターに付いてた銘板が取れかかってたのが心配なのと もう塩水かなと思った意外は 特になんのコメントもない。

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突き当たりの道まで行き 海沿いをしばらく走ると なんとかパークと道の駅みたいな市場があって結構賑わってたけど もちろんスルーして「新湊大橋」と記念写真。 わざわざゴミ置き場みたいなところで1枚撮ってUターン なんでだろ こんなことが多い

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鋼橋じゃないからあんまり興味はないけど 渡るとなるとお尻がムズムズするでしょうね  Uターンしてもう1本 こんどは運河沿いに出てすぐ「東橋」発見。 これはなんとかすれば住めそうな橋 と云うか理想の住まいじゃないか お家賃お高いんでしょうか 

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でも冬は寒いかな プライベート感ないし やっぱりやめた  さようなら


よかった 予定より少し早いけど本日のお宿に向う。 今日の宿泊は国道156号線沿いにある健康ランド。GWでいくら混んでると云っても健康ランドなら安心。 魚津にも黒部にも健康ランドがなかったから難民にならざるを得なかった 

国道156号は岐阜の街が起点で終点が富山県の高岡辺り。地元でもよく使う長良川沿いの好きな道だから 折角なんで終点から起点まで制覇したいと思って 国道8号から県道24号に下りた。 この県道24号が広小路の交差点を過ぎると自然に国道156号になると信じてた

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終点の文字がほしくて 広小路の交差点をSRを押して見落とさないよう慎重に探すけど 無い なにかしらあるはずなんだけど 半径を200mぐらいにして2周した

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すぐ近くにある有名な高岡大仏も見ずに半径を300mにして1周し直したけど終点の文字はない

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無いんだと結論づけて これが国道156号最後のおにぎり標識だとあきらめて健康ランドに向った 今調べてみたら国道156号の終点は広小路の交差点を西に折れて1.5kmぐらい行った国道8号との交点の四屋交差点だった 残念すぎる そこには終点の印があったはず おにぎりもこれが最後じゃないだろうな


そんなことは知らず健康ランドに到着すると ヘルメットの中に残された 今は貴重な髪の毛に別れを告げ さっぱりシャンプーで2回頭を洗った  さー ビール ビール 

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富山の名物の白海老の天ぷら。 普通の小エビとあんまり違いがわかりませんが やっと地の物を食べれたのは 大変うれしいです  だけどビールは? ビールはまだですか?


やっと2日目終了で 黒部峡谷 その13につづく


02

Category: 2013年05月03日 黒部峡谷

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黒部峡谷 その11
 
神通川は岐阜県高山市の川上岳(かおれだけ)が源で 飛騨を流れて富山県境の神通峡あたりで高原川と合体して富山湾に注ぐ一級河川。岐阜県では宮川と呼ばてるけど富山県での名称は神通川。 やっぱり岐阜とは仲が悪いのかな 新潟県では信濃川だけど長野県に入ると千曲川になるし 大人の事情を川に押し付けるのもどうかと思う。 昨日、山奥で見た底の知れない強面の神通川とちがって この辺りは川幅のせいか穏やかな流れ。

川沿いを行くと 穏やかな神通川とはウラハラに 何にも悪いことしてないのに 急に空が白くのっぺりしだして表情がなくなった 曇ってるって云うわけでもないけど ご機嫌はよくない その割りにジメって暑いし あんまり歓迎されてないようだけど しばらく進むと 大変大変お会いしたかった 高山本線の「新神通川橋梁」に 到着。

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細いなー やっぱりピンが好き ピントラスがほそくてカッコイイ。 昨日錆びた橋台だけが残ってた 今は亡き 神岡鉄道の「高原川橋梁」はこの橋と同タイプだった(涙) 「新神通川橋梁」も同年代。 だけど 始め北陸本線としてここに架かり 北陸本線複線化の時は向って右隣に写ってる 複線のワーレントラスが横に新設されて 自分は同位置のまま高山本線に生まれ変わり 危機をまぬがれ6連もご健在な ラッキーな方。

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向って左は ただいま建設中の新幹線のエクストラドーズド橋。 古い橋脚を助けてくれてるのかな 若者の助けなどいらぬ と云わないところがかわいい

古いけど「新神通川橋梁」高山本線 西富山駅-富山駅間
1907年(明治40年)アメリカンブリッジ製
1908年(明治41年)架設
橋長 424m
曲弦プラットトラス(ピントラス)の6連

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橋脚も石&レンガ積みで100点満点。 あれっ アメリカ製なのにレンガはオランダ積みですね 間違えちゃったのかな まぁいいや アメリカンブリッジ社製の銘板は取付が弱いらしくて6連中の1枚も残ってない 川の清掃活動にこっそり参加して見つけてみたい  そういえば樽見鉄道の揖斐川橋梁の同タイプで端っこのヤツは銘板が割れてたから下の土手を結構長い時間探したけど欠片は見つからなかった 誰か先輩がもう持って行ったのかもしれない

川原から川上を見ると「神通大橋」のピーコックグリーンが普通にみえた ハイハイ今行くから。

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ガタガタだけど道はつながってるようだから 来てみたら カタギっぽくない人と普通の人が橋の下で怪しい取引をしてる最中だった やっぱり海からいろんな物が密輸されるのかな 目を合わせないように気をつけ 橋の写真を撮ってる振りして犯行現場を押さえておいた  あー 犯人に告ぐ写真を警察に渡されたくなかったら 川の清掃活動のフリをして「新神通川橋梁」の銘板を見つけてもってこい。

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「神通大橋」(古い方)
1953年(昭和28年)
下路のトラスドランガーで3連

もう一回 犯人の横をスルーして「新神通川橋梁」に戻ってきた フフフ 念願の銘板が手に入るのか

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手に入っても拾った物だから一回、交番に届けないとダメだな そうすると経緯をどうやって話そうか 口は堅い方だけどあまりにも取り調べがきついと どうだろう まぁそん時はそん時だ

心配してたけど すぐ横に新幹線の橋が出来ても「新神通川橋梁」の存在感は失われることはなかった 威厳もバッチリ。風格をタップリ纏った「新神通川橋梁」とは これで本当に さよなら また来ますね


ここで一度 神通川沿いを離れて街中に呼ばれた お城の跡の公園横を過ぎて 目指すは「桜橋」。街中に入って富山ブラックの看板を見つけたら 即入店する心構えでいたけど 先に「桜橋」を発見。

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こう云ったら どちらにも悪いけど名古屋の堀川ぐらい ばっちーね そうかこの川もお堀か でも辿って行くと水源はあるようなんだけど 流れてるようには見えない

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「桜橋」
1935年(昭和10年)
長さ 約16m 幅員 約22m
上路の鋼2ヒンジアーチ橋 1連

随分シティ派になられたチンチン電車も渡る 国の登録有形文化財。 奥の建物は富山電気ビル。元は国から指定を受けて海外や県外からのお客様をもてなす迎賓館だったとか なんでも「電気」つけるとかっこいいと思ってた時代の建物 ウイスキーで「電気ブラン」とか確かあったず。


あんなのチンチン電車じゃないや  黒部峡谷 その12につづく