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  02 ,2014

プロフィール

小々次郎

Author:小々次郎
SR400 に乗っておっかなびっくりいろんな所に出かけては、いろいろ感じる 40代。 もう後半に突入

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Category: 2013年12月29日  冬京都

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気まぐれ京都 完結
今朝から パッチ レギンス?を履かなくてすんだ この地方の最高気温は18℃。 こんなおっさんのところにも また来てくれたんだね まってたよぉぉ  最近好きになった「ゆれる思い」よりも もちろん、「清水の舞台から飛び降りる思い」よりも 君への「溢れる思い」がほんとの一途な気持ちです。  春よ ああぁ春。  またあの柔らかい風をさわらせて下さい そして見知らぬ空のもと そのところどころに 体中の血液が炭酸になるような 素敵な景色となって そっと隠れていてください 必ず君を探し出してみせます。  来てもらったばっかりで悪いけど もうちょっと待ってて

冬の京都が終わってない。


平等院にさよならいって 国道24号で奈良に向う。 神出鬼没だけど もしセント君がいれば遠巻きに目が合わないように こっそり見てみたいし 久しぶりに、春日大社に寄ろうかなと思ってた 今日は奈良の健康ランドに泊まって明日は 朝一で「吉野川」に呼ばれてる。 

木津川沿いの国道24号をしばらく進むと 木津川が直角に折れて三重方面に登りだすから 真っ直ぐ進む国道24号は木津川を渡る その場所に架かる有名人の「泉大橋」。 ヤー久しぶりー 

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 前回も思ったけど 体を鍛えてないと気がすまない、筋骨隆々の方達が手をつないで連なっているよう で気持ち悪い わかった! 体操種目の吊り輪のイメージだ  ど叱られるな。  吊り輪の選手達にはもちろん罪はないし 気持ち悪くもない。

「泉大橋」(いずみおおはし)
竣工 1950年(昭和25年) 
橋長 383.6m 幅員 9m
下路のカンチレバートラスで9径間
日本橋梁製


いかん! ここで足をついたのが運のつき。 靴擦れの痛みは両踵全体に及んで脱皮する勢い 耐えられない激しい痛みに気がへんになりそう 入院して病院で年を越す姿が浮かんだ

いっそ病院に運び込まれたい衝動を ゆれる思いで押さえ込み ちょっと早いけどもうどこにも寄らず健康ランドに向った 途中大きなショッピングモールがあったから 靴を買おうかと一瞬思ったけど 駐車場の満杯ぶりを見てイヤになって買わなかったのも いかんかった  なんとか健康ランドに着いたのは「泉大橋」から1時間後の午後4時 やっとブーツが脱げて傷口を見ると 痛みほどは大きくなかった 痛さも寒さも 大きな、大きな健康ランドが癒してくれました 

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もう一泊すればナライガーと握手ができたみたい


翌早朝、大晦日。

お風呂に入る時にシミたぐらいで 室内ではわりと平気だったのに ブーツを履く時から、もう歩けないぐらい痛い。 だめだ

今日は、吉野川の橋梁を拝んでから伊勢神宮にも参拝して帰ろうと思ってたけど諦めた。 国道24号を来たように北上する。 「泉大橋」で木津川を渡り いつもの国道163号に乗り換えて木津川沿いを伊賀方面にもう帰る。 ナライガーって奈良と伊賀がからんでるのかな

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木津川沿いは濃い霧に包まれてて ベトナムの朝のよう  折角の「木津川橋梁」(関西本線)のおじいさんには あいさつもままならず 

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あいさつどころか 道路も湿ってるし身のキケンを感じながら 目を細めて注意深く進んで行くと 案の定、さっき道を譲った 無灯火のワンボックスが ゆるやかなコーナーの溝に脱輪していた 

足は当然痛いし やっぱり ものすごく寒い どうにもたまらず コンビニでバンドエイドと包帯を買ってコンビニの駐車場に座り込んでぐるぐる巻きにしてやった 最近の包帯って切れるし 粘着性があって便利だね



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その甲斐があったのか 伊賀を抜け いつもの国道25号に入って「大和街道橋梁」をくぐった頃には 痛みもやわらぎ 霧も晴れた  忘れていた景色を楽しむって云う ツーリング本来の楽しみ方を やっと思い出せてよかった

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青空も見えて 気温も上がってきたから 向こうに見える 「第?木津川橋梁」(関西本線)に電車が来ないかなと しばらく立ち止まったぐらい 元気が出てきた 

このあと調子に乗って、「関宿」にも寄ったし

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 国道を降りるのが面倒で ちょっとのことだけど 呼ばれててもなかなか行けない 四日市の王様「末広橋梁」にも久しぶりに会えた

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「末広橋梁」に会えたのはすごくうれしかったんだけど  保津川は下れなかったし 「九条跨線橋」は足場が架かっててよく見えなくて 「梅小路蒸気機関車館」は休館日だったし「平等院」にも足場が架かってた なにより最悪だった 靴擦れの原因は雪国に迷い込んだ結果だから、今回の 気まぐれ京都   うん。行かなきゃ良かった(涙)


3日間の走行距離 492km



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Category: 2013年12月29日  冬京都

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気まぐれ京都 その5
結局、橋姫さんには会えなかったけど この時はたいして気にもとめてなかった でも帰ってきて宇治橋の写真を見てたら なんで探さなかったのか 気になりだして今調べてみたら 宇治橋の東詰めの先に橋姫神社があった。 また行って来ななと よく読むと宇治橋の橋姫さんは橋を守るために祀られた女神で、 元祖フォーチュンクッキーの辻占煎餅が売られていた「一条戻橋」で渡辺綱に切られた「嫉妬の鬼」とは別人。 なんだけど宇治橋で他の橋を褒めたり、女性の嫉妬をテーマにした「葵の上」や「野宮」などの謡曲をうたうと必ず恐ろしい目に遭うと云われてるぐらい ごっちゃになってる。 源氏物語の「橋姫」ってのも いつかしっかり読まんといかんな

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この川の中に立っている柱は「木除杭」(きよけぐい)。 上流から流れてくる流木が橋脚に直接あたらないようにとガードの役目。 でもこれは橋の橋脚自体が木製だった頃の話で 今の橋はどう見てもコンクリートの橋脚の方が丈夫そうだから カッコだけだと思う  でも風情があっていいね
 
「宇治橋」現在の橋
竣工 1996年(平成8年)3月
橋長 155.4m 幅員25m
コンクリート桁橋だけど檜の桁隠し付き 高欄も檜


ここから もう平等院の参道なのかな 宇治橋の西詰めには大きな鳥居がある。 SRで信号待ちしてからその大きな鳥居をくぐり 門前町っぽい商店街を抜けて ちょこっと宇治川の上流に呼ばれてる

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一旦「平等院」はスルーしてなんとか宇治川沿いにでると川面が近くなって 流れがゆるくなったところに吊り橋が見えた 「天ケ瀬橋」

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なんとなくだけど 木曽川の上流に景色も水の色も似てるかな  吊り橋はあまり意味はなさそうだから遊歩道だろうか もちろん渡ってない

影になってて暗い左岸道路をもうしばらく進むと 年末なのに新橋の建設なのかな? 工事をしていて片側通行を抜けた先、対岸は急に人気が無くなるし 不気味なコンクリートの塊がさっきまでの のんきな自然の景色をシャットアウト。 揺るぎないアーチ型の「天ケ瀬ダム」が登場した

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ダムマニアが涎をたらすと云われる クレストゲートが付いてる 災害時とかにダムがポンポンになって上から水が溢れないように頂上付近にあるゲートの事。 滅多に開く事が無いから 試験とかで放流される時は見物人が それこそ溢れるんだそう。

隣のレンガで出来てる洋館は なんのために窓のような飾りが付いてるのか、 中は真っ暗だろうな 窓の意味なさすぎで 不気味すぎる  目をつむってたおっさんが いきなり目を開けたと思ったら 白目だけだった!! って感じ。

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正面から「天ケ瀬ダム」が撮れたのは手前に架かってる この「白虹橋」のおかげ と云うかオレはダムじゃなくてこっちがメイン(笑)  七色を完全否定した名前が気になったからここまで来たけど 「白虹」は霧なんかで光が散乱した時に光の輪となって 現われる「大気光学現象」なんだとアル。 ダムの前だし 勢い良く放流したらそんな現象が見えるのかもね 名付け親はきっとおしゃれさんに違いない

「白虹橋」(はっこうばし) 珍しく「ばし」って濁ってた
竣工 1957年(昭和32年)6月
上路のプレートガター橋


「白虹橋」でまた宇治川を渡り直して 嫁がこれだけは見ておけって云ってた「平等院」に向った  「白虹橋」に向う時に確認してたからわかってたけど 「平等院」は外壁とかデザイン的にも古さを感じないし お金持ちの家じゃないかと思ったぐらいシンプルで 外からはお寺に見えないからわかりにくい それでもなんとか入口に着いて入場券?を買う時に中のおばさんが「鳳凰堂が修理中ですけどいいですか?」って聞いてきた いいですか?ってどう云う事? ちょっとぽかんとなったけど 入場したら一目瞭然。

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なんだこれ。  靴擦れは惨憺たる有り様で、踏んだり蹴ったり噛み付かれたりな気分。 10円玉の裏側に彫ってある建物でしょう 小さい頃から馴染みがありましたから 楽しみにしてたけど うー残念  オレが間が悪いだけで 京都に罪はないのかな  入場料は普段600円のところ今日は300円にまけてくれたんだそう それで平等のつもりか平等院

でもこのあと、少しでも元を取るつもりで入った「平等院ミュージアム鳳翔館」がとっても素敵だったから そんなことをちょっとでも思った小ちゃな自分が恥ずかしい   お恥ずかしい。

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一歩踏み入れると別世界。 天井は高いけど全体的に照度は低くくて 弱い光が射し込んでいる って雰囲気で影の部分が多い空間。 鳳翔館はちょうどお堂の中にいるような暗さと静けさだった  知らないうちに瞑っていた目を開けると 暗闇のなかで自ら光を放つかのように「雲中供養菩薩像」達が すくっと現れて 池で蓮の花が凛と咲いているかのように ほんとに浮かびあがって見えた  「おー」 声にならない自分の声を耳じゃなくて喉で感じた。  鳳凰堂が修理中の期間だけの特別企画で菩薩像を直にさわらせてもらった オレ菩薩像と「結縁」したんだって ラッキー。 全然予備知識がなかったけどすごく楽しめた 平等院かなりおすすめ。 また来ます


平等院はおすすめだけど 足は痛い。 今度こそ 気まぐれ京都 完結につづく


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Category: 2013年12月29日  冬京都

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気まぐれ京都 その4
両足とも靴擦れの面積はどんどん広がって またジュクジュクしだした 単車に乗ってる間だけは擦れないから痛くないんだけど しばらく固定された状態のままでいると 傷口と靴下が同化して新しい肌になろうと癒合していくのを感じる このままじゃ一生靴下が脱げない新人類になってしまうなぁ でも まぁそれもいいかな。 たまたま新品の靴下だし指が一本づつ別れているタイプだから肌として長く、仲良くやっていけるはず これからもよろしく って願った。  でも信号待ちで足を地面につけた瞬間 ペリッ!!っと 痛みとともにはがれて あっさり ただの靴下に成り下がる

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何度か肌になりかけたけど ギリギリ靴下のままで桂川に出たところが「桂大橋」だった この橋を渡った先に桂離宮があるけどスルー。 「桂大橋」も今ではなんてことはないんだけど親柱が目に止まって記念撮影。 とっぷりと量感があって優しいラインなのはいいけど 和を通りこして 隣国製の雰囲気。 「桂大橋」なのに「かつらはし」と彫られてるのは親柱だけは旧橋の物を保存使用したからなんだそう。  どうりでね

「桂大橋」で桂川を渡り 右岸側をしばらく下ると東海道本線の橋を3本くぐる。 足は痛いけどそれはそれ SRはだいぶ先にしか停められなかったけど がんばって歩いて、堤防を駆け登った 

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古い橋のためなら 自分の足の1本や2本・・・ イヤうそ。 2本しかないし SRを走らせるのにだってどちらも大事。 これは、はっきり云ってブーツと別れた方がいい

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上流側、写真左側が貨物線のプレートガターの12連。 

下流側、写真右側が上り線。
割れてるけど銘板が残ってるものが見える 他のは落下してなくなってるから アメリカンブリッジ社製の銘板だと思う(アメリカンブリッジのはよく落ちて無くなってる 樽見線もだし富山県の新神通川橋梁の6連とも無かった) この橋が開通した年には まだ東京駅は無かったけど 新橋駅から神戸駅間を初めて「特別急行(特急)」が運行された 特急がやってくるからって 誂えられた ”上等な橋” なんだろうね。

「桂川橋梁」東海道本線 上り 西大路駅-桂川駅間
開通 1912年(明治45年)
橋長 364m
下路のポニーワーレントラス 29.6mが12連


さらに下流側の下り線。

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「桂川橋梁」東海道本線 下り 西大路駅-桂川駅間
開通 1930年(昭和5年)
橋長 365m
下路の曲弦プラットトラス 29.5mが12連

名称未設定-5

上の図のように上弦材と下弦材が平行になってるのを「平行弦」と云って、 不載荷弦「荷重が載らない側の弦材(車とか電車とかが載らない方)」図では上弦 が曲線を描くのを「曲弦」って云います 不載荷弦にかかる応力はトラスの中央部でもっとも大きくて端部でもっとも小さくなる その負担に応じて桁高を変化させてるから自然と曲線になってる

長いトラスだと真ん中が高くなっていくんだけど「桂川橋梁の下り」はこんなに短いのに プププ がんばってちゃんと曲弦だから もうかわいくてしょうがない 

すぐ下流側には新幹線のトラスも架かってて みんなで京都駅に向っていく

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大阪の淀川をまたいでた東海道本線も 上り下りと貨物線をあわせて 3本架かってたな そう云えは同じ色だし 桂川はこのあと木津川と宇治川と合体してみんなで淀川になったから あたりまえだけど線路も川もちゃんと繫がってる こう云う事にちょっとジーンとするお年頃。

連れて帰りたいぐらいかわいい「桂川橋梁下り」になんとかさよならいって再出発。 お日様も今日は上機嫌で気温もグングン上昇中

なぜだかすぐ先の「久世橋」には向わず新幹線の高架下の道に導かれて国道に出ると 覚えは無いけど地図に印がしてある長岡京駅付近に向ったら 印のところにちゃんといました「七反田橋梁」。

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「七反田橋梁」
開通 1876年(明治9年)

古くてレンガと石積みのアーチ橋だけど 鉄じゃないしね こう云うのは一回来ておけばいいや  ものの数分で「七反田橋梁」を跡にして こんどは近鉄京都線の伏見駅に向った 県道で桂川と西高瀬川と鴨川をつづけて渡り 国道24号に出る手前、深草加賀屋敷町交差点にドッシリとした跨道橋を発見 

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予定に無かったから一本儲けた(笑) リベットだらけだし 結構古いと思う  しかし近鉄の偉い人は只者じゃないな 千歳緑色というよりもっと深い ヴェール・ノアール。 このままヨーロッパの街に架かっててもおかしくない 朝霧の中でこだまする汽笛が似合いそうな雰囲気 塊から叩き伸ばされたような重厚感もあって素敵。 やっぱり色って大事。

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近鉄京都線はかなりおすすめ。 京都駅を出たら五重塔が見えるはずだし この跨道橋を前面に出さない謙虚さといい 次の「疏水橋梁」も立派だし その先には あの!「淀川橋梁」が待っている  なにより、クールでハイセンスなところが好きだ 一回乗ってみんといかんね

この跨道橋をくぐって鋭角に右折して国道24号にのった 少ししてまた線路をくぐり直すと いました 本来の目的だった「疏水橋梁」を無事発見。

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小さい鳥居のご利益で治安は保たれ どこも尿の臭いはしなかったから 安心してフェンスにレンズを突っ込んだ

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「疏水橋梁」近鉄京都線 伏見駅-丹波橋駅間
開通 1928年(昭和3年)
上路の平行弦ワーレントラス 1連

橋の下に前橋のレンガで積んだ橋台が残ってた 橋台は高さ的にみて、道路と同じだから 現橋は高架にするために架け替えられたはず さっきの「跨道橋」も昭和3年の開通で間違いないな。

「疏水」は、琵琶湖疏水(びわこそすい)のことで、 琵琶湖の湖水を京都市へ流すために作られた水路(疏水)であるとアル。 水道水とか灌漑とかに使われてるそう 京都は水瓶だって聞いた事あるけど 汲み上げるより水路の方が安上がりなのかな まぁいいや

国道24号に戻って 最近よく行く観月橋で宇治川を渡った。 隣の「淀川橋梁」にやっぱりちょっと寄った

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曲弦がよくわかるでしょ 「淀川橋梁」は単純トラスでは日本一長いから 中央の桁高がどんどん上がって分格まで付いたペンシルバニアトラスだから桁違いだけど 東海道本線の「桂川橋梁」の下りと同じ 曲弦。 一つ上の「疏水橋梁」は平行弦だけど上弦を電車が走るから「上路」の平行弦で 「淀川橋梁」は下弦を電車が走るから「下路」の曲弦。 なんです。 うわー どうでもいいですね(笑)

とにかく国道24号から 宇治川に出て 宇治川の左岸堤防道路をしばらく上る  きれいな堤防でよく整備されてる道路だなと感心してたら無事に「宇治橋」を発見。

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桂川は全然だったけど宇治川はやる気満々 結構な流れ  ちょっと振り返ってJR奈良線の「宇治川橋梁」。

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よく見ると手前から2番目の橋脚はちょっと傾いてないかい? 大丈夫なのかな 

いよいよ限界が近づいてきた両足を引きずり ブーツの中で背伸びして 折角だから「宇治橋」を歩いて渡った  渡月橋と同じで 上っ面だけ京都っぽく古い造りに見せてるけど 実は安心のコンクリート製で 車が何台載っても大丈夫。 かなり幅員も広い  でも やっぱり観光地なんだね 年末なのに結構な人出だった  

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橋姫さんをハグして どうどうどう って云ってやろうと思って渡ってみたけど 橋姫さんはいなくて 小説「宮本武蔵」にも出てくるっていう有名な「通圓茶屋」では抹茶ソフトが大人気という混沌ぶり

おかしいなと また宇治川を渡り直すと 西詰めに橋姫さんの背中が見えたから 近づいて見ると紫式部さんだった

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紫式部さんってこんなにかわい子ちゃんだったのか めっちゃめちゃ好みなんだけど 何枚着てるか指をあてて数えるなんてヤボなことはしなかったけど ぱっと見でも噂通りたくさん着込んでるね 

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「夢の浮橋」って看板が立ってた よくしらないけど 察するに著者紫式部による この辺りを舞台にしたラブロマンスなんだろうけど 「浮橋」って舟の橋の事じゃなくて人の名前みたいで オレにしてみればその名前の方が素敵で夢の様なんだけどね  いつの時代も「出会い」が奇跡で「叶わぬ恋」が至高なんだろうか シナリオはこの時代に終わってるな

カメラを持ってるからだろうけど 観光地ではよくカメラを渡されて写真を撮ってくれとたのまれる 紫式部さんを入れてカップルの写真を2組撮ってあげた オレも紫式部さんとのツーショット写真がほしかったけど もちろんたのむ勇気はない 

観光地に一人で来るとコソコソしちゃうのはなんでかな 気まぐれ京都 完結につづく




04

Category: 2013年12月29日  冬京都

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気まぐれ京都 その3
オレの旅の相棒といえばSR。(少し酔ってます)で 間違いないんだけど もう一つあげるとすると 靴。 普段でもブーツ派なんだけど 単車に乗る時用のブーツはとっておきのヤツでアメリカはミネソタ州からおいでになったレッドウイング社製。 キケンな男香るオレに見合うかのようなナイフポッケットの付いたエンジニアタイプ。 ふふん (キケンな匂はある意味本当。)靴底も元のじゃなくて好きなソウルにかえてあるこだわりの嗜好品なんです   でも見た目は気に入ってるんだけど このブーツはタイトすぎて履くのも脱ぐのもちょっと大変で全然機能的じゃあない。 本当に一日中履いてると脱ぐのに2分ぐらいはかかる。 けど 脱げた時の開放感はトンネルを抜けたように爽快で 感謝の気持ちに満ちて幸せすら感じてしまうから やっぱり どMなのかな

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無事サウナに到着したけど 痛かったから時間をかけてそーっとブーツを脱いだ。 今回の雪中行軍でびちゃびちゃになったブーツは、縮んで より一回り小さくなったみたいで 踵の部分で革を重ねた堅い縫い目がアキレス腱の両側をゴリゴリ擦ってたから 片足に2ヶ所づつ 計4ヶ所の靴擦れができて血とリンパ液が滲んでた やっぱりね。  でもサウナに罪は無くてこんな町中にあるのに広くて、リニューアルしたばっかりなのかな 古いけど表面的にはきれいな老舗のサウナは、忘年会帰りの酔っぱらいの団体客にも ひとりよがりの どM人間にも分け隔てなく 温かいお湯と寝床を提供してくれました ありがとうございます。


翌朝。

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室内の暗さが良かったのか 疲れてたのか いつもよりぐっすり寝て、軽やかに目覚めた。 朝風呂には入ったけど 6時ちょっと過ぎには清算をすませ なんとかブーツを履いて サウナを出た目の前の四条通。 ついさっき朝帰りの神様がここを通ったような あさぼらけ ぽわっと足跡が消えたように見えたし 残り香を嗅いだ 気がした。  かなり寒いけど天気は良さそう
 


忘れてたわけじゃないけど のんきに駐輪場に着くと相方が寒さと闘ってる真っ最中だった わーごめんなさい ごめんなさい そーだよね こーなるよね ほんとごめんなさい

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でもチョークを引いてキックは一発。 ご機嫌は水平だったけど 暖まるまで出発しないで 缶コーヒーを飲みながら しばらく付きあった。 昨日のネコはどこかで寒さをしのげてるのかな


四条通を八坂神社で突き当たり 東大路通りをしばらく南下する 餃子の王将も閉まってるし まだタクシーとなにかを配達するスクーターしか走ってない  複雑な五条の信号を鋭角に左折してそのまま五条坂を登る 朝早いからなんの期待もしてなかったけど いつもの五条坂の途中の駐車場はもう営業していた 料金所の箱の中の人におはよう云って聞いてみると 清水寺は朝6時から開いてるんだそう  まぁそうか。

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駐車場の人と清水寺のやる気とはウラハラにお土産屋の人はまだ誰も来てない この時間から営業すれば一人勝ちできるのにね 人は少ないけど その分一体感が生まれて 全員がなにか買ってくれると思うけどな あまい?

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雪こそないけど 寒そうでしょ ヘルメットを脱いだからコメカミの辺りが偏頭痛するぐらい寒い。 気づいたけど 朝一番は女性の一人旅のお客さんが多いから 冬は焼き芋屋さんがいいんじゃないかな ここ最近のスイーツ業界は世界的にみても「抹茶」が偉いから 本場だし ためらわずに堂々と焼き芋に抹茶を振りかければいいと思う。

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工事してても、早朝でも入場料はかわらないみたい。 いつも思うけど、木の床、檜だと思うけど、に土足で上がるのが悪い気がする  でも意外にガサガサじゃなくてツルツルしてるし 堅い節のところがまるっこく浮いてるから足つぼマッサージまではいかないけど踏み心地はいい

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新しい朝が来た。 足の痛さからすると 少なくてもオレには希望は感じられない。  しかし寒い 小学校のときは一年中半ズボン履いてても全然平気だったのに 何がかわったんだろう  照れ かなぁ

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嫌な思い。 惨めな思い。 切実な思い。 ゆれる思い。 清水の舞台から飛び降りる思い。 ダントツでゆれる思いがいいな  実際に飛んで、落ちた辺りにたくさんのお地蔵さんがいたけど どんな思いなんだろね 

思いに、思いを馳せて 清水寺にさよならいった。

東大路通りをそのまま まっすぐ進むと自然に九条通になる 九条通になってすぐに おまちかねの「九条跨線橋」で 京阪本線とJR奈良線の線路と鴨川を一跨ぎする 一回渡ってから信号をUターンして下から近づいてみた

「九条跨線橋」で鴨川を渡る時に右手に見えてたJR奈良線の「鴨川橋梁」。 結構新しいと思うけど 風致保全で派手な色の使えない京都ならではで、若々しさの欠片もない憲法色 まぁ渋いけどね

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「鴨川橋梁」
JR奈良線 京都駅-東福寺駅間
下路の平行弦ワーレントラス 2径間連続


振り返って、今回のメインと云っていいぐらい楽しみにしていた「九条跨線橋」。 なのに なんなの? 足場が組んであって全然見えない どんな星のもとに生まれてきたのか オレにはこんな事が多い 残念。 

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「九条跨線橋」
竣工 1933(昭和8年)
上路の2ヒンジソリッドリブアーチ

の はずなんだけどわかったもんじゃないね 見えないもん いいまた来る  散歩道に整備されてる公園のような場所にネコがたくさんいた 悪い言い方をするとネコのオシッコ臭かった 京都はノラネコちゃんが多いような気がする


気を取り直して 出発。 次も楽しみにしていた「梅小路蒸気機関車館」に向う。 いえ、相変わらず蒸気機関車には全く興味はないんです オレの目的は転車台。 ムフフ

程なく広大な敷地の公園に到着した。  水族館側の入口横にバイク用の駐輪場があったから迷わず停めたのはいいんだけど「梅小路蒸気機関車館」は広いグランドを挟んで反対側。 でももう駐車したしめんどくさいから足が痛いけど 歩く事にした  10歩も歩かないうちに激しく痛みだして 仕方が無いからブーツの中で背伸びをして傷口が擦れないようにゆっくり歩く。 そんなオレの工夫をしらない ランニングをしてるスポーツ選手達は、あからさまに大きく避けて変な人扱い 疎外感に一時、京都がきらいになりかけたけど がんばってたら到着した 「梅小路蒸気機関車館」に罪は無いしね

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なんだ10時からか ちょっと待たないかんなぁ と思った次の瞬間 完全に京都がきらいになった(涙)

スポーツ選手に鍛えてやるからと云って 駐輪場までおぶらせようと いろいろ考えたけど 実行に移す勇気もなく 来たように帰るしかなかった また(涙) 


でも、決して後は振り向かなかった  気まぐれ京都 その4につづく