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  08 ,2014

プロフィール

小々次郎

Author:小々次郎
SR400 に乗っておっかなびっくりいろんな所に出かけては、いろいろ感じる 50代。

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Category: 未分類

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本文: 24  Trackback: 0

そうなん?
毎年お盆休みには 一部保存されてるであろう「餘部橋梁」に会いに行く計画を立てるんだけど 毎年なんらかの理由で計画がフイになる。  今年も前の週までは行くき満々だったけど 天気予報が当日からお休みの間中雨にかわったから やっぱり呪われたルートなのかと思って早々にあきらめてた

そんな事情をしらない嫁は友達が泊まりにくるから「出てって」って云うもん(涙)。 無言で流れ出た涙を洗い流しに雨の中一人旅立った。 宛てもなく さすがに車で出発。

初日の15日は中途半端な時間に出たから移動だけで 前にも泊まったことがある「信州健康ランド」に泊めてもらい 16日の朝には念願のビーナスラインを走ることはできた。

P8160027.jpg

ここはビーナスで云うと どのあたりのラインだろうか 腋の下あたりかな。  ごらんのように いっちょんつまらんばい。 

このあと一人松本城に行って お堀の鯉のデカさに驚き。 急に焼きそばが食べたくなったんで「ちとせ」にしようと高山に宿をとった。 途中、ひらゆの森で小雨の露天風呂に入り ずーっと浸かってられて雨もいいなと この時は思ったんだけどね

ホテルに入ると雨がすごいから めんどくさくなって 1階の居酒屋の焼きそばですます こだわりのなさ でも、どこにでもあるはずのオニオンスライスがめちゃめちゃうまくて 得した気分でご就寝。 

翌朝17日。 のんきに朝食バイキングでムチャをして 8時半過ぎにチェックアウト。 激しく雨の降る中出発。 おなか一杯で「ちとせ」の焼きそばにも興味をなくしたから 明宝温泉にでも入って帰ろうと「せせらぎ街道」に入ったのがいかんかった

P8170085.jpg

あとでニュースで知ったけど 橋が流された川上川は朝からこんな状態。「引き返せって」親切に対向車は全員パッシングしていくんだけど この時は道もまだきれいだったし 不謹慎だけど どこかお祭りさわぎみたいな感じもあって 進んじゃった

次第に ワイパーも効かなくなってきたけど ゆっくりでも進んでいく 何台かのグループが出来てて、最後尾にグループ入りした。  仲間入りしたグループの結束力はたいしたもので 途中、何度も傘をさして外に出て 道路上に流れ出た障害物を協力して撤去した。ベチャベチャになってもニッコリ笑って全員と見つめ合い みんなで西ウレ峠を目指した。 こいつらとなら越えれる気がしいてた


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地図上では西ウレ峠まであと400mといったところ。 先頭の50代後半ぐらいのご夫婦がUターンして自分のところに来ると 窓を開けて「もうあきらめて引き返そう」って。 オレはこれぐらいなら またみんなで協力すれば 行けそうだと思ったけど ずっと先頭で耐えてきた おとうさんに黙って従った。

全員がUターンするのを見送って 一旦、おとうさんがUターンした場所まで行って「大雨で西ウレ峠越えられません」と嫁にメールしたのが9時34分。 メールを送って自分も引き返した。 でも500m戻らないうちに 今度は揺るぎない大木が道を塞いでた。 

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やべーな立往生じゃんか とこの時はまだちょっと他人事のよう  上の写真は割とすぐ駆けつけてくれたパトカーが来てくれた時。 でも警官さん一人だけだったんで ちっとも状況はかわらないから 「手伝いますよ」と軽はずみな事を云ったけど 警官さんにしてみれば 二次災害のほうが心配なようで 若くて頼りなく見えたけど「新たに木が倒れてこないところに車を移動して」と的確な指示をしていたし カッパは着てるけど自分は雨に打たれっぱなしなのに「疲れてないですか」と頻繁に声を掛けてくれてたな  ちゃんとありがとう云ってないや 

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消防車も割と早いうちに来てくれた こんな大きな車が来れたんだからと 少し希望を持ったけど 消防さんも作業に取りかかろうとはしなかった いま思えば状況を把握して手配するのが手一杯だったんだろうけど この時はなにやってんのなと 思ったのは本当。 ごめんなさいね 

なんの進展もないまま 14時35分なった。 雨がちょっと上がったし みんな暇なもんだから かたずければ通れそうだと思った Uターンした場所を見にピクニック気分で歩いていったら こりゃ大変!

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こっちの方がすごい事になってた。 たぶんUターンした直後じゃないかな こんな丸太を鐘撞きのように横っ腹にくらってたら絶対命はない  お、おとうさん命の恩人だわ  随分前に見に行ってた消防の人もこっちの方が酷いとは云ってたんだけど 自分の目で見るまでは信じてなかった。 しょうがないからもう覚悟を決めた

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また雨も降り出して薄暗くなってきたみたいだけど 運良くガソリンは満タンに近かったから 暑くも寒くもないし 昨日買ったペットボトルの水1本と缶コーヒーがある 朝、バイキングで無茶したおかげで おなかもすいてない。 時間の事はあきらめて おとなしく助けを待ってたら 17時頃「すのまた」まで重機が道を片付けながら登ってきてるからと 消防さんが教えてくれた 地図を見るとあと4kmぐらい。 ここだけじゃなくて各所でやられてたんだな

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日が暮れた19時過ぎ。遠くにランプの光が見えた時は みんな車から飛び降りて喜びあった。轟音をあげて次々に現れるブルドーザーは本物のヒーローのようにたくましくて 優しかったぁ。 

業者さんもお盆休みだっただろうにね ブルドーザーのわきを 感謝の気持ちとともに頭を下げながら そーっと通る時、警官さんに自分の車のナンバーを確認してもらい「一人ですか」と訊ねられたから 「すみません一人です」と答えたら おにぎりとお茶を一人分くれた おなかはすいてない気でいたけど 涙が出るほどおいしかった 

結局、一旦高山に戻るから 家に帰って来れたのは23時。 すげー長い一日だった(涙)



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