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  10 ,2015

プロフィール

小々次郎

Author:小々次郎
SR400 に乗っておっかなびっくりいろんな所に出かけては、いろいろ感じる 40代。 もう後半に突入

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Category: 2015年09月20日 北陸の空2

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北陸の空part2 その2
この頃の 色なき風がわたる 宇宙規模の空の輝きのおかげで 随分遠く 色をつけはじめた木々の輪郭をクッキリさせるから  あれ、オレ目が良くなったんじゃね? って思わせる たいへんすばらしい天気がつづくこちら地方であります。  が 先の連休は出張お仕事でした(涙)  鮮度を求めて行ったハズの北陸も 気づけばもう1ヶ月も前のこと。  でもこれしかないので 絶好のツーリング日和には目を合わせず 下を向いて北陸の空(遠い思い出)を見上げます


上下関係がはっきりしない 新旧の「濁澄橋」にさよならを云って再出発。  ここからの手取川は思い切った蛇行をしない優等生だから 並走する国道157号は自然に鼻が 歌を奏でる快走路。 しばらく行くと 国道から 幾分色をとばした橙色が一本見えたから 寄ってみた 

P9200160 (1)

「大東橋」
竣工 1973年(昭和48年)
下路のランガー 1連

のんきそうに見えるけど結構、水面から高い位置に架ってて緊張感のある「大東橋」で手取川を渡ると 北陸ならではのスケールがちがう田園風景に おおきく深呼吸。

P9200172.jpg

もうこの時点でうまそうな越前のお米。 新米を買って帰れるかなと思っていたけど まだ少し早かった  まぁそれはいいけど ここんところ写真が左に傾いているのは 深刻な右の肩コリが原因だと思う。

ついでに国道を離れて 畦道の県道にストトトトーとお邪魔する  県道はなにかのレース中なのか自転車の方が多い でも、本格的な というか いわゆるロードバイクの方に混じって 小学生の女の子やママチャリのママも 何かと競っているようで あきらかにいつもよりスピードを出してる感じ。  買い物レースなのかな

鳥越城跡の城山につづく「岳峰」をはさんだ反対側に呼ばれているから そのレースには参加せずに トンネルをくぐって しばらく戻るかたちで 下町っぽい町内をウロウロキョロキョロしていたら ココだと教えてくれるように  コホンと 咳払いが聞こえた  ようでした 「出合大橋」。
  
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もう随分前に国道を隠居してますから 今は静穏に過されているようでしたけども ちょうど補修工事中だったから  ここ、出合町の人々に まだまだ必要とされて 愛されているのでしょう  おかげで渡れなかったけどね(涙)

「出合大橋」
竣工 1937年(昭和12年)
橋長 42.2m
下路のボーストリングトラス 1連

日当たりのいい縁側にいるみたいで 結構、20分ぐらい眺めてた フフン。  また今度はお茶菓子持って渡りに来ますよと手を振って 「出合大橋」にさよならいった。

そのまま県道44号で手取川の支流、大日川沿いをしばらく下ると 手取川との合流地点の手取川にかかる 背高のっぽさんを発見。 そりゃこんなお天気ばかりじゃないでしょうから 残念なことに ところどころサビが出始めているけど そのシャープなスカイブルーは 今日進むにつれて爽やか度をUPしつづける 北陸の空の色 そのもの。

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「江津橋」
竣工 1954年(昭和29年)
橋長  m 幅員 3.5m
下路の曲弦ワーレントラス 1連

えっ 白に見える? 

いま思うと 隣にも橋が架かっているのは「江津橋」の幅員が3.5mしかないから 各々上りと下りの一方通行なのかな だとしたら オレここでUターンしてるからな   わーごめんなさい

逆走してることに気づかずに 同じ「江津橋」で手取川を2回渡って 県道に戻った ほんとごめんなさい  県道をレース中のチャリダーさんと並走しながら しばらく進み 県道をそれて歩道におおきく曲がっていくチャリダーさん達の視線の先に いました。 自分も県道から畦道を通って 接近「金名橋」。

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案内板によると「金名橋」は、今から約八十年前に金沢と名古屋を結ぶ遠大な構想のもと建設され、長い間沿線住民の生活や経済をささえた 北陸鉄道 金名線にちなんで名付けられたとありました  もともとこの現位置にその金名線の「手取川橋梁」が架かっていたけど 1978年の廃線後 「手取川橋梁」は撤去されていたそうです。 のちに 金名線の廃止区間を中心に整備された自転車道(手取キャニオンロード)の橋として新しく「金名橋」が架設されたともありました。 だから自転車レースみたいだったのか

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新しくと云っても この「金名橋」は、金沢の犀川に架かってて架け替えられた 先代の「御影大橋」の鋼材を再利用して造られたリサイクル製品。 鋼材の再利用により削減された二酸化炭素排出量は、直径20センチの樹木約六千本が一年間に吸収する二酸化炭素量に相当するんだそう  偉いねぇ

「金名橋」
竣工 2004年(平成16年)
橋長 70m 幅員 4.0m
下路のワーレントラス 1連

在りし日の金名線の起点「白山下駅」は「濁澄橋」の近くだったみたいで 駅跡が残ってるようだからまた行ってこようと思う。 先代の「御影大橋」にもお会いしたかったな でも小さくなってるけど面影はある  また来たいと思います さようなら


今、地図をよく見ると うっすらと廃線跡だとわかる「金名橋」から続く道に 絡みつつ 県道をまたしばらく進む。 よく思い返してみると 使われてない古い公民館だと思ってスルーした みかん茶色の瓦屋根の建物は金名線の終点「加賀一の宮駅」で間違いないな もうちょっと勉強して出直します。 その「加賀一の宮駅」のある込み入った町内を過ぎて 手取川に視界が開けたところに発見 「和佐谷橋」。なんだコレ

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ご覧のように吊り橋だった頃の主塔が両岸には 今も残っている 1932年(昭和7年)に吊り橋として竣工した時は川の中にも主塔があったそうで 下の写真中央の大きな橋脚の上に主塔が建ってたと考えられる 2連だった吊り橋を1953年(昭和28年)に両岸の主塔を残したまま吊り橋を撤去して 足らない橋脚を新設し6連のポニーワーレントラスが据えられたから こんな2度見してしまうぐらいの楽しい橋になりました(笑) 

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「和佐谷橋」
竣工 1953年(昭和28年)
下路の平行弦 ポニーワーレントラス 6連

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「和佐谷橋」のすぐ下流側に架かってた「水管橋」。この写真ではちょっとわかりにくいけど スキューしているランガー橋。 と さらに下流側に国道157号の「山上郷大橋」。 いい天気。

「和佐谷橋」を歩いて往復した時に 歩数を数えたけど 忘れてしまった メモにもないし おおよその橋長もなぞのまま 再出発。 またおじゃましますね

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草が上手にかばっても もう明らかに廃線跡とわかる線路沿いを 北陸鉄道石川線の終着駅になってしまった「鶴来駅」に向かう。

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途中、ほんともう「鶴来駅」って 手前で廃橋を見つけた 当然もうこの橋梁を渡る列車はいない 青空がクールな分、 その鉄道橋らしい松葉色が一層 胸にしみる  なに川橋梁と呼ばれていたのかな 

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想像より立派な「鶴来駅」だったけど 向かって左側からずーーと廃線。


近くの、天狗橋事件で有名だった「天狗橋」にも寄ったけど トラスは撤去されて もう天狗橋事件とは無関係なコンクリートさんに架け替えられてたから割愛。 

ここから国道157号と国道8号で金沢市役所に向かい この旅で唯一の観光地を目指す。実は楽しみフフン


今日の目標だった国道157号の完全制覇は達成したから良しとして 北陸の空part2 その3につづく

アレっ?
 
 

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Category: 2015年09月20日 北陸の空2

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北陸の空part2
北陸新幹線が開業したっばっかりの「春分の日」におじゃましたのはいいけど 報告もせずに腐らせていた北陸の空。 今更報告しようにも さすがに記憶も曖昧だし 状況も変わってるかもしれない。  なので 鮮度を求めて 「秋分の日」に また行ってきたから ちょっと聞いてもらっても よかかしら?

本当は、橋がらみで三重県にキャンプに行くつもりだったけど おめあてのキャンプ場が もうこの時期営業してない事を知って 前日に金沢行きを決めたから 宿は今回も予約のいらない健康ランド。 

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だからSRは軽装なんだけど、自分は去年の今頃 ミギヒザをヨンハリ やってるから 必要以上にビビって ニーパットを重装。 ジンクスにならって 念のために 昨夜1回エンジンを掛けといたから 今日はキックは1発。 6時43分に出発。 ナビもついてるし お守りも持ってるから 誰がなんと云おうと 幸先はいい。

でも、良くすると踊ってしまう自分を調子づかせないために 空も気を使ってちょっと煤けた乳白色。 いつもの「新木曽川大橋」の橋上に取付けてある温度計は14℃だった

いつものように国道21号に合流して暫く進み 今回は金沢へ下道の最短ルートをとろうと県道23号を真北に上る。 またしばらく行くと 道はそのまま国道157号に変わり だんだん民家も少なくなって マイナスイオンがシールドにへばりつきはじめた 頃でした

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本日の橋一本目。「第一根尾川橋梁」(樽見線復習を参照(笑))も すでにお目覚めでした  おはよーございます お元気そうでなによりですが 片っぽ まだ塗ってもらえないね 体温に差が出て収縮率がかわっちゃうんじゃないかと心配ですが 今日は急いでますんで 遠くから失礼しますよ  またおじゃましますね

「第一根尾川橋梁」に大きく手を振って 根尾川沿いをのぼる。 根尾川沿いの酷道157号と云えばーーー 

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そう。 「落ちたら死ぬ!!」ううぅ  ビビってるくせにね やめときゃいいのに どうしてへんなところに意地をはっちゃうのかな(涙) でもここまできたら行くしかない  滲み出るワキ汗のところに丁寧に意地を貼り付けて まだ少し冷たさの残る 酷道157号に再チャレーーンジ。

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でも まぁ ビビってぐだぐだ云ってるのは最初だけで いつものように走り出しちゃえば 天気も良くなってきた峠道。 操作感といいますか やっぱり楽しいわけですわ フフン。  それにぐねぐね道だから たぶん平均時速も30km出てないと思うし 誰もいないから気負わないし。 

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前回はこの洗い越しをシャバーーーっと通りすぎた青年たちとご一緒したのを思い出した いつもは後ろに付かれると勝手に気負ってイヤだけど あの時は共に酷道を制した戦友ように感じたのをおぼえてる オレにも敬語を使ってくれる好青年だった  今日はどこの空を見上げているのかな  彼らの旅の空がハレてマスヨウニ。  

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この時期登山客の路駐でちょっとゴチャゴチャっとしている「温見峠」を無事制覇。  ここからは下り。 車との出会い頭もそうだけど あそこから猿が飛び出してくるんじゃないか とか 常に想像しながら下りてきた 一回コケたから やっぱり前回よりビビリーセンサーの感度が上がってる  そのセンサーは横隔膜の辺りにあることが判明した。 

大野市に入っても ずっと国道157号を走り 「下荒井橋」で久しぶりに九頭竜川に再会したけど そっけなくて 福井県は信号待ち以外一回も足をつけずにスルー。 

県境の長い「谷トンネル」を抜けて石川県に入ると手取ダムで堰き止められてできた湖畔道路を激走。 結構交通量もあって 流れにあわせてると 鼻歌なんてできやしない 

引っ張られるように走ってて ハッと 気づいたら現れてた「濁澄橋」(にごりすみはし)。

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記念すべき石川県の一本目は いい名前。 尾添川と手取川が合流する辺りなんで 調べてみたら やっぱり 濁ったり澄んだりする場所に架かる橋だから 名付けられたとありました

「濁澄橋」
竣工 1974年(昭和49年)
橋長 98m
下路の曲弦ワーレントラスで1連 


「濁澄橋」で尾添川を渡り 150mぐらい行った先を左にUターンする感じで戻り 「濁澄橋」の橋台辺りをくぐって反対側に出ると いました 「濁澄橋」(旧)。 会いたかったよぅ

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上に写ってるのがさっき渡った「濁澄橋」。SRが乗ってる旧橋の方は上路式だから こうやって見ると道路にしか見えないし 現橋の影に怯えてるようにも見える

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川沿いを下っていく道がふさがれていて こんな写真しかないけど わかるかな 本当は若い者にも屈しない ちゃんとした鋼アーチ橋なんです 

「濁澄橋」(旧)
竣工 1934年(昭和9年)
上路のスパンドレル ブレーストアーチ 1連 

隠しても溢れ出てしまうその風格。 本当はあなたのことを呼んだ粋な橋名。 実績からするともっと当然威張ってもいいはずなのにね  慎ましやかな「濁澄橋」(旧)に 相違なく再会を約束して  さよなら。


あれ 調子づかなかったご褒美のつもり?  いつの間にか本来の蒼さと高さを取り戻した空を見上げ おおきな雲が影を落とす 国道157号、 ニヤニヤしながら 手取川に沿って 北上をつづける


石川県に入ったから良しとして 北陸の空 part2 その2 につづく