2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
22
23
24
25
26
27
28
29
30
  11 ,2015

プロフィール

小々次郎

Author:小々次郎
SR400 に乗っておっかなびっくりいろんな所に出かけては、いろいろ感じる 40代。 もう後半に突入

アクセスカウンター
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
21

Category: 2015年09月20日 北陸の空2

Tags: ---

本文: 18  Trackback: 0

北陸の空part2 その4
北陸の空を観覧してから 早、2ヶ月(涙)。 そろそろ街中じゃぁ ジンゴノベー♪ ジンゴノベー♪ ってさわぎだしてる頃だろうし  ひょっとして金沢あたりはもう雪が積もっちゃって 木の枝を上手にロープで吊るし終わった「兼六園」とかは 曲水がスケートリンクに無料解放されてるんでしょうか。  そー云えばスケートをするときのカップルって どうしてわざわざ 一本のマフラーをつけて首を絞め合うのかな 綱引きみたいな競技?
うーさぶいさぶい。

「兼六園」の本質を写真におさめて さよう なら。 また見つからないように おしゃれな街をコソコソと駐輪場に帰ってきたら 市役所の懸垂幕に「金沢に来るなら 春か夏か秋か冬が いいと思います」って三桁に分けて、雰囲気をやわらかくした明朝体で書いてあった。 春と秋はオレも太鼓判を押すよ  残るは夏と冬か フフン。

P3210108.jpg

市役所の駐輪場を21世紀美術館 側から 信号を2回待って大通りに出ると 少し下って行くような錯覚。 背が高い街路樹だけのせいにしちゃわるいけど 急に日が陰った 三車線もある一方通行はやっぱり大渋滞。 随分経って109のドン突きを左に折れて、耳元で回るバスの大きなタイヤにビビりながら国道157号をしばらく行った先  北詰からだと少し仰ぎ見るかたちでご対面。 おまちかね 加賀藩城下 一ノ橋の末裔、 赫赫たる「犀川大橋」が傾きだした秋空の色にまでつづく グラデーションを織りなしていました

P9200400.jpg

正面からだと お相撲さんの「はっけよいのこった」のポーズに見えてしまうのは 橋長に対して幅員が広いからだと思う。

P9200385.jpg

大正生まれの割に大きな幅を持って造られたのは やっぱり当初から交通量が多かったのもあるけど 1967年(昭和42年)まで北陸鉄道金沢市内線のチンチン電車が真ん中を走ってたんだそう。 そのおかげで強度も十分だから おじいさんなのに今でも国道だし ガシガシ使われまくってて 気の毒って云えば お気の毒。 お疲れ様です

P9200412.jpg

そんなゴリマッチョな おじいさんの 無骨な見た目とはウラハラに 昔から多くの人に親しまれ その功績は当然、讃えられて 2000年(平成12年)には国の登録有形文化財に登録されました。 おめでとーございます

P3210171 (1)

わりと最近になってから拡張整備された歩道の 丸みを帯びた張り出しに設置してある 文化財のプレートの写真を撮っていたら すぐ横で、独り言の声がおおきな おじさんが「なんで文化財なんだ」「どうして文化財なんだ」ってわめいていたから オレに聞いてるのかなぁ と ちょっと思ったけど 怖かったんで知らん顔した  ごめんなさいね

P3210184.jpg

銘板には「日本橋梁株式会社 製作 大阪」とアルし 設計は当時、日本橋梁株式会社の専務で あの「澱川橋梁」の設計も担当した「関場茂樹大先生」。 垂直鋼材にはヤワタの文字が見えたから 日本純血かと思いきや 「犀川大橋」の完成当時は関東大震災の影響もあって 鋼材が入手し難く 少し英国産の血が混じってる

P9200374.jpg

「犀川大橋」
竣工 1924年(大正13年)7月
橋長 62.3m 幅員 18.7m
下路の曲弦ワーレントラス 1連

190回中181回が北陸下街道を利用してるそうなので お城との位置関係からすると 参覲交代にここを渡ったのは東海道や中山道を通って行った時の数回だけだと思う。 何度も架け替えられてるから 姿は変わってるでしょうけど すごくすごく昔から在って 人や馬や車だけじゃなく いろんな思いや 文化、その時々の海風もが ゆっくりとこの橋を渡って行く姿が見えました。  

ありがとう「犀川大橋」。今度は思い切って冬に来ます(電車)  さようなら。



今週のオマケ

「犀川大橋」の お隣の隣、「金名橋」に鋼材を譲って架け替えられた「御影大橋」。

P9200425.jpg

「御影大橋」
竣工 2006年(平成18年)
橋長 108.6m 幅員 22.0m-24.5m
単弦のローゼ

地図を見るとこっちは国道8号の旧国っぽい。



やっと初日終了で 良しとして 北陸の空part2 その5につづく

スポンサーサイト

01

Category: 2015年09月20日 北陸の空2

Tags: ---

本文: 18  Trackback: 0

北陸の空part2 その3
金沢市役所の駐輪場に着いた時には 国道157号を完全制覇したと思って、 こう 右足を軸に ちょっと浮きあがる感じで時計回りに クルッと回って 小躍りしたんだけど  前回、自分で書いたのを読み返してみると 途中から長いこと県道に寄り道してるから 完全にアウト。  毎回ツメがあまくて 宿題ばっかりが溜まっていく(涙)  小々次郎も来年は年男で 1回転しただけなのにクラッとするお年頃。  残りの人生で全部宿題が提出できるのかが心配になってきた 自分にはあと何回、夏休みがくるのかな(涙)。 いかん いかん ハレマスヨウ二 ハレマスヨウ二。

P9200259.jpg

ズリーー って云われるかもせれませんが 休日の金沢市役所の駐輪場は無料開放されています 平日もかな。 雨が降ってると容赦ないし 黙っててもクサイ臭いを嗅いじゃうけど 単車旅はこういう時にも得した気分。 

前回来た時も思ったけど 金沢の街は文句なく素敵。 すず風のような空気に気品があって 自然に背筋が伸びるし  ちょっと見ると新品で尖ったものなのかもしれない部分でも 厳かでありながら 華やかさを感じる。 ちょうど神前式の式場にいるような錯覚。 新しいものも 古いものも自我を確立して 寄り添ってるからなのか 優しい気持ちにさえなってくる この街だったらアメリカ人じゃないおっさんでもレディーファーストをしちゃうハズ。 わかった! ニューヨーク みたいな街だ  行ったことないけどね。

P9200264.jpg

息をころして おしゃれな街をコソコソと渡り、 真弓坂から「兼六園」に忍び込んだ すぐの木の根っこ。 なんかう蠢いてない? 出してあげたいけど 気味が悪くて目を逸らしてきた ごめんなさいね


根っこと 道を挟んで反対側、「瓢池」(ひさごいけ)の中にある 海石塔の立つ島に架かる「日暮らしの橋」。 「このほとりに立って、辺りを眺めていると いくら見ても見飽きなくて いつしか日が暮れていた」から名付けられたそう 物語があるね 

日暮らしの橋

「日暮らしの橋」
橋長 13m 幅員 1.75m
戸室石の石板橋



以下は歩いた順です

「汐見橋」。昔は海が見えたんだそうです
P9200269.jpg

P9200270.jpg
 
P9200274.jpg



せせらぎに架かる「黄門橋」。切石橋としては「兼六園」の中で最長。 全国の日本庭園の中では4位。横から見ると2枚重ねたように見えるけど 実際は一枚石。 橋台とはワザと斜めに架けてあって 遊び心満載の橋

P9200275.jpg

「黄門橋」
橋長 6m 幅員 1m 厚さ 0.4m
青戸室石の反橋


P9200276.jpg

P9200278.jpg

P9200279.jpg


第1キノコ
P9200281.jpg


P9200282.jpg



一番有名な 霞ヶ池の北岸、徽軫灯籠の手前に架かる「虹橋」。 「兼六園」の石切橋では黄門橋に次いで2番目に長くて 赤琴の形のように緩やかな曲線を描いていることから、琴橋とも呼ばれてる。 こんなに乗っても大丈夫なんだろうか

P9200285.jpg

「虹橋」
橋長 4.99m 幅員 1.1m 厚さ 0.3 
赤戸室石の反橋



P9200288.jpg

これは、橋じゃなくて水路のフタなのかな 外につながっていく。

P9200287.jpg


「月見橋」。
P9200289.jpg

「木橋」。
P9200291.jpg



七福神山から少し下流の曲水に架かる「雁行橋」。夕空に雁が列をなして飛んでいく様子を再現。 一枚一枚の石の形が亀の甲羅の形になっているから、亀甲橋とも呼ばれていて 万年を生きる亀にちなんで、この橋を渡れば長生きができると言い伝えられていたけど 摩滅が激しくて現在は通行止め(涙) 渡ったことがある人もいるんだね

P9200295.jpg

「雁行橋」
11枚の赤戸室石をつなげた切石橋



そのお隣、七福神山の正面の曲水に架かる「雪見橋」。青戸室石を2つ上手に2列合わせて敷いてある 橋台の御影石の白色と青戸室石の青?のコントラストが特徴とアル。 この橋も渡れなかった

P9200299.jpg

「雪見橋」
橋長 4.8m 幅員 2.3m 厚さ約3cmとアルけど? 30cmぐらいはあると思う。
青戸室石の反橋



「千歳橋」。
P9200303.jpg



鶺鴒島となりの曲水にかかる「花見橋」。欄干の柱の頭に擬宝珠がかぶせてあって、4月は桜花、5月は曲水のカキツバタやツツジの眺めがいいところから、この名が付いたとアル。曲水に架かる月見橋、雪見橋と合わせて三橋といわれています

P9200316.jpg

「花見橋」
現在の橋は1989年(平成元年)に架け替え。
木製の反橋



P9200322.jpg

腰に手を回して 昼間っからイチャイチャしてた松の木
P9200324.jpg

P9200325.jpg

「板橋」。
P9200331.jpg

P9200337.jpg

P9200342.jpg

「一跨ぎ橋」(仮称) 「架けず橋」のほうがいいかな
P9200346.jpg

P9200350.jpg

P9200352.jpg

P9200354.jpg

第38から第46キノコ
P9200363.jpg

最終キノコ
P9200364.jpg

ハイ、お察しのとおりです 平成も27年になってからの衝撃の新真実。 「兼六園」のほとんどは「橋」と「キノコ」で出来ていたぁあ。

冥利に尽きる  ありがとう「兼六園」。 北陸の空part2 その4につづく