10 ,2015
北陸新幹線が開業したっばっかりの「春分の日」におじゃましたのはいいけど 報告もせずに腐らせていた北陸の空。 今更報告しようにも さすがに記憶も曖昧だし 状況も変わってるかもしれない。 なので 鮮度を求めて 「秋分の日」に また行ってきたから ちょっと聞いてもらっても よかかしら?
本当は、橋がらみで三重県にキャンプに行くつもりだったけど おめあてのキャンプ場が もうこの時期営業してない事を知って 前日に金沢行きを決めたから 宿は今回も予約のいらない健康ランド。

だからSRは軽装なんだけど、自分は去年の今頃 ミギヒザをヨンハリ やってるから 必要以上にビビって ニーパットを重装。 ジンクスにならって 念のために 昨夜1回エンジンを掛けといたから 今日はキックは1発。 6時43分に出発。 ナビもついてるし お守りも持ってるから 誰がなんと云おうと 幸先はいい。
でも、良くすると踊ってしまう自分を調子づかせないために 空も気を使ってちょっと煤けた乳白色。 いつもの「新木曽川大橋」の橋上に取付けてある温度計は14℃だった
いつものように国道21号に合流して暫く進み 今回は金沢へ下道の最短ルートをとろうと県道23号を真北に上る。 またしばらく行くと 道はそのまま国道157号に変わり だんだん民家も少なくなって マイナスイオンがシールドにへばりつきはじめた 頃でした

本日の橋一本目。「第一根尾川橋梁」(樽見線復習を参照(笑))も すでにお目覚めでした おはよーございます お元気そうでなによりですが 片っぽ まだ塗ってもらえないね 体温に差が出て収縮率がかわっちゃうんじゃないかと心配ですが 今日は急いでますんで 遠くから失礼しますよ またおじゃましますね
「第一根尾川橋梁」に大きく手を振って 根尾川沿いをのぼる。 根尾川沿いの酷道157号と云えばーーー

そう。 「落ちたら死ぬ!!」ううぅ ビビってるくせにね やめときゃいいのに どうしてへんなところに意地をはっちゃうのかな(涙) でもここまできたら行くしかない 滲み出るワキ汗のところに丁寧に意地を貼り付けて まだ少し冷たさの残る 酷道157号に再チャレーーンジ。

でも まぁ ビビってぐだぐだ云ってるのは最初だけで いつものように走り出しちゃえば 天気も良くなってきた峠道。 操作感といいますか やっぱり楽しいわけですわ フフン。 それにぐねぐね道だから たぶん平均時速も30km出てないと思うし 誰もいないから気負わないし。

前回はこの洗い越しをシャバーーーっと通りすぎた青年たちとご一緒したのを思い出した いつもは後ろに付かれると勝手に気負ってイヤだけど あの時は共に酷道を制した戦友ように感じたのをおぼえてる オレにも敬語を使ってくれる好青年だった 今日はどこの空を見上げているのかな 彼らの旅の空がハレてマスヨウニ。

この時期登山客の路駐でちょっとゴチャゴチャっとしている「温見峠」を無事制覇。 ここからは下り。 車との出会い頭もそうだけど あそこから猿が飛び出してくるんじゃないか とか 常に想像しながら下りてきた 一回コケたから やっぱり前回よりビビリーセンサーの感度が上がってる そのセンサーは横隔膜の辺りにあることが判明した。
大野市に入っても ずっと国道157号を走り 「下荒井橋」で久しぶりに九頭竜川に再会したけど そっけなくて 福井県は信号待ち以外一回も足をつけずにスルー。
県境の長い「谷トンネル」を抜けて石川県に入ると手取ダムで堰き止められてできた湖畔道路を激走。 結構交通量もあって 流れにあわせてると 鼻歌なんてできやしない
引っ張られるように走ってて ハッと 気づいたら現れてた「濁澄橋」(にごりすみはし)。

記念すべき石川県の一本目は いい名前。 尾添川と手取川が合流する辺りなんで 調べてみたら やっぱり 濁ったり澄んだりする場所に架かる橋だから 名付けられたとありました
「濁澄橋」
竣工 1974年(昭和49年)
橋長 98m
下路の曲弦ワーレントラスで1連
「濁澄橋」で尾添川を渡り 150mぐらい行った先を左にUターンする感じで戻り 「濁澄橋」の橋台辺りをくぐって反対側に出ると いました 「濁澄橋」(旧)。 会いたかったよぅ

上に写ってるのがさっき渡った「濁澄橋」。SRが乗ってる旧橋の方は上路式だから こうやって見ると道路にしか見えないし 現橋の影に怯えてるようにも見える

川沿いを下っていく道がふさがれていて こんな写真しかないけど わかるかな 本当は若い者にも屈しない ちゃんとした鋼アーチ橋なんです
「濁澄橋」(旧)
竣工 1934年(昭和9年)
上路のスパンドレル ブレーストアーチ 1連
隠しても溢れ出てしまうその風格。 本当はあなたのことを呼んだ粋な橋名。 実績からするともっと当然威張ってもいいはずなのにね 慎ましやかな「濁澄橋」(旧)に 相違なく再会を約束して さよなら。
あれ 調子づかなかったご褒美のつもり? いつの間にか本来の蒼さと高さを取り戻した空を見上げ おおきな雲が影を落とす 国道157号、 ニヤニヤしながら 手取川に沿って 北上をつづける
石川県に入ったから良しとして 北陸の空 part2 その2 につづく
本当は、橋がらみで三重県にキャンプに行くつもりだったけど おめあてのキャンプ場が もうこの時期営業してない事を知って 前日に金沢行きを決めたから 宿は今回も予約のいらない健康ランド。

だからSRは軽装なんだけど、自分は去年の今頃 ミギヒザをヨンハリ やってるから 必要以上にビビって ニーパットを重装。 ジンクスにならって 念のために 昨夜1回エンジンを掛けといたから 今日はキックは1発。 6時43分に出発。 ナビもついてるし お守りも持ってるから 誰がなんと云おうと 幸先はいい。
でも、良くすると踊ってしまう自分を調子づかせないために 空も気を使ってちょっと煤けた乳白色。 いつもの「新木曽川大橋」の橋上に取付けてある温度計は14℃だった
いつものように国道21号に合流して暫く進み 今回は金沢へ下道の最短ルートをとろうと県道23号を真北に上る。 またしばらく行くと 道はそのまま国道157号に変わり だんだん民家も少なくなって マイナスイオンがシールドにへばりつきはじめた 頃でした

本日の橋一本目。「第一根尾川橋梁」(樽見線復習を参照(笑))も すでにお目覚めでした おはよーございます お元気そうでなによりですが 片っぽ まだ塗ってもらえないね 体温に差が出て収縮率がかわっちゃうんじゃないかと心配ですが 今日は急いでますんで 遠くから失礼しますよ またおじゃましますね
「第一根尾川橋梁」に大きく手を振って 根尾川沿いをのぼる。 根尾川沿いの酷道157号と云えばーーー

そう。 「落ちたら死ぬ!!」ううぅ ビビってるくせにね やめときゃいいのに どうしてへんなところに意地をはっちゃうのかな(涙) でもここまできたら行くしかない 滲み出るワキ汗のところに丁寧に意地を貼り付けて まだ少し冷たさの残る 酷道157号に再チャレーーンジ。

でも まぁ ビビってぐだぐだ云ってるのは最初だけで いつものように走り出しちゃえば 天気も良くなってきた峠道。 操作感といいますか やっぱり楽しいわけですわ フフン。 それにぐねぐね道だから たぶん平均時速も30km出てないと思うし 誰もいないから気負わないし。

前回はこの洗い越しをシャバーーーっと通りすぎた青年たちとご一緒したのを思い出した いつもは後ろに付かれると勝手に気負ってイヤだけど あの時は共に酷道を制した戦友ように感じたのをおぼえてる オレにも敬語を使ってくれる好青年だった 今日はどこの空を見上げているのかな 彼らの旅の空がハレてマスヨウニ。

この時期登山客の路駐でちょっとゴチャゴチャっとしている「温見峠」を無事制覇。 ここからは下り。 車との出会い頭もそうだけど あそこから猿が飛び出してくるんじゃないか とか 常に想像しながら下りてきた 一回コケたから やっぱり前回よりビビリーセンサーの感度が上がってる そのセンサーは横隔膜の辺りにあることが判明した。
大野市に入っても ずっと国道157号を走り 「下荒井橋」で久しぶりに九頭竜川に再会したけど そっけなくて 福井県は信号待ち以外一回も足をつけずにスルー。
県境の長い「谷トンネル」を抜けて石川県に入ると手取ダムで堰き止められてできた湖畔道路を激走。 結構交通量もあって 流れにあわせてると 鼻歌なんてできやしない
引っ張られるように走ってて ハッと 気づいたら現れてた「濁澄橋」(にごりすみはし)。

記念すべき石川県の一本目は いい名前。 尾添川と手取川が合流する辺りなんで 調べてみたら やっぱり 濁ったり澄んだりする場所に架かる橋だから 名付けられたとありました
「濁澄橋」
竣工 1974年(昭和49年)
橋長 98m
下路の曲弦ワーレントラスで1連
「濁澄橋」で尾添川を渡り 150mぐらい行った先を左にUターンする感じで戻り 「濁澄橋」の橋台辺りをくぐって反対側に出ると いました 「濁澄橋」(旧)。 会いたかったよぅ

上に写ってるのがさっき渡った「濁澄橋」。SRが乗ってる旧橋の方は上路式だから こうやって見ると道路にしか見えないし 現橋の影に怯えてるようにも見える

川沿いを下っていく道がふさがれていて こんな写真しかないけど わかるかな 本当は若い者にも屈しない ちゃんとした鋼アーチ橋なんです
「濁澄橋」(旧)
竣工 1934年(昭和9年)
上路のスパンドレル ブレーストアーチ 1連
隠しても溢れ出てしまうその風格。 本当はあなたのことを呼んだ粋な橋名。 実績からするともっと当然威張ってもいいはずなのにね 慎ましやかな「濁澄橋」(旧)に 相違なく再会を約束して さよなら。
あれ 調子づかなかったご褒美のつもり? いつの間にか本来の蒼さと高さを取り戻した空を見上げ おおきな雲が影を落とす 国道157号、 ニヤニヤしながら 手取川に沿って 北上をつづける
石川県に入ったから良しとして 北陸の空 part2 その2 につづく
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